簡単な夢を見た。
鎌倉と藤沢市のさかいめのあたりに腰越という漁港があり、そこの家を買う夢だった。見に行ってみるとまだ更地で、隣の家の庭はコンクリートの斜面になっていて漁船が引き上げてある。すぐが海でいわゆるオーシャンビューという立地条件。海に面して斜に構えているので、台風が来ても風はいくらか加減されそうで良い土地かも知れないと思った。
「4500万円か?今の家を売ってだいぶん足さなくちゃ買えないな。」と、思いつつももう売買契約はすませてあったらしかった。
ただそういう夢だった。
少し前の写真。
折角冬の間に蔓のものを全部刈ったのに彼女らの生命力は強い。人間の成長などのろくて比較にならない。一日に10センチは伸びているんでは無かろうか?
崖の斜面から突き出た棒のような木にも、すごい勢いで若葉が茂り始めている。その木だって冬に小枝という小枝を剪定してトルソのようにしてやったというのに、こんなに生きているとは!
そして春には「食べちゃうぞ」ぐらいかわいらしかったフキノトウも、今や立派な葉を広げて、崖じゅう緑色に浸食している。来春は食べてやる。
窓を少しだけ開けて寝ると、岩盤と若葉の斜面を滑り降りる濃い空気の圧力に疲れるくらいだ。いつも少し閉めて調整することになる。
今どき、方々を歩くと蔓の植物が垣根などにからみついて白い細かな花を咲かせていて、しかもキンモクセイのように強くかぐわしい香りを放っているあれは一体何という花なのか?
隣の工事に来ている大工に、うちにもついでに木の外構を作ってもらうことになった。柵にそういう花がまとわりついていたら楽しいと思う。