オンボロバイクのシートとステップの上だけが我が領土だった。
東京を遁走したタルホ的な言い方を借りれば、こんな感じでしょうか?
YAMAHA XT。シングルシリンダーの4ストロークエンジン。ほぼ10年ぐらいの所有で、その間、北海道から沖縄まで走り回りました。ふいににダートになっても臆することなく前進出来ました。時々は引き返したりもいたしましたが。
次期愛車となる同じエンジン型式の弟分、YAMAHA SR(こちらはレース用にして遊んでいた)の納車整備と引き替えに引き取られていきました。なんとなくさっぱり。未練が無いのが不思議。電気系統、特にウィンカーさえ点灯してさえいればもっともっとずっと乗っていたかったのですが、まあ残念。
和歌山県で生まれた双子のパンダも中国へ旅立っちゃったことだしね。

ボロちい家の前で最後の記念撮影。
XTの前に乗ったSRX-4は8万キロちょっと乗って、XTは3万ちょっとかな。合計すればおおむね赤道3周分ぐらい。まだまだ走り足りない。もっと旅に出なくちゃいけないねえ。
そして「この家」を買い取る不動産屋から「早く引っ越せ」の圧力。無体な言い様ではあるけれども、無視するとご近所様にも迷惑の及びかねない「不都合な事情」もあり、引っ越しが考えていたより1週間ほど早まることになった。アレヨアレヨ。
世 の 中 は ア レ ヨ ア レ ヨ の 秋 の 空
仕事豪積のど真ん中でござる。決行予定でござる。
はてさて、はてさて。
こうなったら早いとこ引っ越し屋を決めて、段ボール箱になにもかも詰め込むぞ〜〜!
詰め込んでしまうぞ〜〜!