朝、もの悲しく絞るような音が頭の中から響いてきて目が覚めた。
honziのセカンドアルバムの一曲目のイントロ。
(あの音はシンセサイザーを通したバイオリンだろか?)
もう悲しくて仕方がない。こういう目覚め方は最悪。
巨大なだれかの呼吸の中に飲み込まれて、自分の呼吸が出来ない息苦しさ。
すってはいてすってはいて
honziはどこに行ったのかな〜。
この頃、毎朝削岩機の音で目が覚めていて、不快で不快で仕方がなかった。マンション建築ヤロー。この一丁目界隈だけでも4〜5軒は建築中。出来たのも3軒ぐらいある。
裏は町工場で、今日も鋼板を叩いて曲げるような作業でやかましい。金木犀の匂いを楽しもうと空けていた窓からは、夜になるとどういう訳かペンキの匂いが紛れ込んできて実に息苦しい。
これだけの目にあっても、我慢強く堪え忍ぶデブオレである。
隣家は、毎日少しずつ引っ越しをしているようだ。段ボール箱を玄関に入れたり出したりしている。
ご主人の仕事場が近所なので、やはりこの界隈で引っ越し先を見つけたのだろう。5人家族で人手があるので月末までにコツコツやればほとんど引っ越せるのではないか。大家族というのは多少貧しくても、イベント性があって愉しそうだ。実際、隣の家族が貧しいかどうかは知りませんけど…
亀田の件が、「いつも」のようにマスコミ&大衆ヒステリー的なリンチになっている。
テレビの前でマスコミ様に謝らせられて、なんだか時代劇でお白砂に引き吊り出された貧しい農民キリシタンを見るようだった。これは正常な世の中なのか???あー胸くそ悪い。
最近、再放送中の「水戸黄門」東野英治郎出演。画面が古くて焦点がボロボロのくせに案外「よく見える」。構図や動きも良くできている。見るに耐える出来映え。夜になってチャンネルを変える途中にしばしば見かけるドラマでは、いつも立ちん坊で台詞だけをしゃべる演出。刑事ドラマも「働きマン」も。
監督も役者も原作者も、アレでいいのか?大丈夫か?