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さて、今日は釧路から二手に分かれて走ります。N氏は厚岸から根室半島へ周り、そして今晩もシラルトロに戻る予定だそうです。(後に聞いた話では、厚岸の生牡蠣が忘れられないほど美味かったそうです。) 釧路の街に出ると寒い。これまでのどの街よりも空気が堅い感じ。家に電話すると、ちょうどテレビで市場のことが放送されていたというので、その市場へ向かう。和商市場。 まずどんぶり飯を買って、そこに市場で売られているいろんな魚介類をトッピングしていくという自由丼。市場だから安い?とか思って油断しているととんでもない額になったりするのでほどほどにしよう。 駅にて、N氏と別れる。ガードレールにもたれて一服ふかしながら送ってくれた。 さて、激走しなくてはならない。が、なんだかものすごく寒いので、すぐにホームセンターに飛び込んで農作業用の一番安いヤッケを買った。これがまたドドメ色パープル。フードのところが邪魔なので、カッターで切ったりするうちにどんどんみすぼらしくなった。しかし寒さには代えられない。うううーー。通報しないで〜オウムじゃないです〜、みたいな感じ。 しかし、まごうことなき夏である。北海道の海岸沿いは、おおむね国道と鉄道が並んで通っている。何となく楽しい。いつか電車でもまわってみたい。とかとか。 すでに郷愁が芽を出しつつある。 なるべく海岸線を走ろう!と、国道からダートに入った。昆布刈というあたりは深い砂利。赤面するようなスピードでのろのろ進んだ。展望所で東京から来たRZ250のライダーと情報交換。 「ぼくも前はDT(オフロードバイク)に乗ってたんだけど、どうしてもこれ(RZ)に乗りたくなった。」という。 休憩し終わると、前傾のスポーツバイクにまたがり、舗装路のようなスピードでぼくの来た方へと走り去った。つわものだね〜〜。 また海岸沿いの国道に戻る。地図を見ると前方の河に橋が架かっていない。川沿いに折れて行くとガソリンスタンドがある。「そこで給油しよう。」と決めていたが、いつの間にか川を越えてしまっていたようだった。橋ができちゃってたんだ。 「まあいいや。次のスタンド。」がまずかった……ガス欠。ナウマン道路。 かつてナウマン象の骨が見つかったらしい地域。原生林だの湿原だの、自然のまっただ中の一本道!民家無し。街無し。何も無しだけど道は新品。 ひたすら押しました。ガソリンの切れたバイクは、ただ車輪の着いた転びやすい荷物。 みすぼらしい紫のヤッケは脱いで汗だく。息が枯れるぐらい押して押した。ひとつ丘を越えるときの坂道はもう大変だった。ライダーも車も素通り。やれやれ。まあそういうものだけれどもねえ……そういうものだけれどもねぇ…… 丘を越えて、惰性で降りてゆくと遠くに牧場。そこでガソリンを少し分けてもらった。感謝。ありがとう。タイキファームの大樹町。 帰ってからお礼を送ったら「住所みつからず」で戻ってきた。またいつか行かなきゃと思いつつなかなか行けないナウマン道路。 近くのホクレン(ガソリンスタンド)でハイオク満タン。一休み。見ると「旗あります」的なことが書いてある。 北海道ツーリングのバイクが立てている旗は「ホクレンでもらえる!」というのがやっとわかった。ずっと出光で入れていたので気がつかなかった。道東・道央・道南・道北だっけ?の4色の旗。 ぼくの立てているは、「交通安全」!む〜〜〜なんかカッチョわり〜〜。 襟裳岬に近づく。 わけのわからないことで、なやんでいるうちに、老いぼれてしまうから♪ 襟裳岬の歌がぐるぐる。大声で歌ってもヘルメットの中。歌詞の碑を見て涙が出そうになりつつ襟裳岬を散策。ここも崖ではないので、海と地続きな感じで岬としての感慨は少ない。 日が暮れて、日高地方は快速通過。夜になり濃霧。道の脇を走る線路も見えない。道しるべなんか見えるわけがない。案の定行き過ぎて戻り、国道を折れて、暗闇の田舎道を大沼キャンプ場へ。 大沼といえば北海道観光の人気スポット。だと思っていたら、それは函館の方の大沼だったらしい。こちらは苫小牧近郊のかわいらしくて穴場的なところ。 ヘルメットのシールドを閉めていると水滴で前が見えなくなる。開けるとめがねに水滴がついて見えない。仕方がないのでめがねを取って走った。ヨボヨボですわ。 管理人のいない敷地、真っ暗な雨中、テントを立てて、ご飯を炊いて、食べて寝ました。 オウムじゃないよ。怒ったりしませんよ。
by magari_tumuzi
| 2007-09-13 17:14
| 1998夏.北海道行XT500
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