さて、ストラトキャスター製作の話、まだ終わってなかったのね。
インターネットで検索するといろいろとやることが出てくる。やった方がいいのか悪いのか?あくまでも自己責任、自分の耳と五感で責任を持ちましょう。
ストラトのピックアップやトーンポットや配線を、環境に渦巻く電磁波(?電波?)から守らなければなりません。ギターをアンプに繋いだ途端、ジ====ジジジ===などという不快なノイズに悩まされるのはご免ですからね。それにはボディーのザグリ(キャビティーというらしい)の壁に電磁波を吸収して無力化する工夫をしなければなりません。
一番簡単なのは導電塗料というのを塗るやりかた。ぼくは、銅板をザグリに沿ってハンダ付けするやり方を選びました。この方がなんだか手間が掛かって面白いし、開いたときになんとなくピカピカして宝箱みたいな感じがするでしょ。
これをやる前にネットで見つけた電磁波防護の特殊繊維の会社とか、とかとかを見つけて、メールを幾つも出したのですがどこもなしのつぶて。新しい試みをしようとすると疲れるねー。というかロック兄ちゃんは会社からは相手にされないのか。エレキギターの市場って結構でかいのにな。でかくないですか?
配線は、なんとなくヒューマンギア製(?)のトーンブレンダーを使いました。これって以前もどっかで書いたな?今になって思うと、やっぱりばらで買って、チクチクハンダ付けした方が面白かったかも知れないナー、と思う。
車のアーシングを調べていたときに「アース線からはノイズが出る」というのを読んだ記憶があり、アース線をシールドしたかったがそうすると電線が太くなるのでやりませんでした。それから電線は編むようにした方が、ノイズを拾いにくいような事をどこかで見たので、ピックアップの線などなるべくねじねじ捻っておきました。
ピックガードの裏側も銅箔を貼っておきました。輝きがまさに宝箱。
後になって超アナログU氏から銅箔でキャビティを覆うと「高音が曇る」(ぼくにわかるレベルなのかどうなのかは不明)という話を聞きました。確かにネット情報でもそんなことをみましたので「やっぱりか。」と思いました。U氏からそれを回避する方法を教えて貰いましたが、面倒なのでやっていません。
インチサイズのポットに、サイズが合わない(?)ノブを無理矢理ギュウギュウ押し込んだせいで、ポキリと軸が折れた。ノブもちゃんとUS規格を買ってきたはずだったので「変だなぁ〜〜???」と思いながら、もうひとつやったら、もうひとつも折れた。…がっかり。ク、ク、クライオ……
最後のひとつはノブの穴をリーマーで広げてからはめ込み上手くいきました。(一回の失敗で反省しろよ、自分)よって、ふたつのトーンつまみは軸棒に当て木がしてありますが、外から見えないので大丈夫かと…。
今のところ弾いていて、つまみが落ちたことは一度しかないからね。ウフフ。