宇宙人がどうしてミツバチを嫌うのか。その理由はよくわかりません。
アメリカ合衆国ほぼ全土から、ミツバチが失踪しているそうです。これは勝手に空想するに宇宙人の仕業です。きっと人の見ていないうちに、巨大なダイソンで吸い込んでいるに違いありません。吸引力の落ちないという例のアレです。アメリカでは何でも物事がおおざっぱに遂行されますからね。宇宙人も一匹一匹捕まえるなんてことはしやしません。郷に入っては郷に従え。宇宙人もアメリカ流です。ハイホー。
しかし、ミツバチのいなくなる情報はあるが、宇宙人を見た記録はありません。以前、未確認な宇宙生物が蜂を沢山養殖していたという事件を、モルダー捜査官がせっかく暴いたというのに!くそ、きっとまたXファイルに隠されてしまっているに違いありません。
じゃあ宇宙人が吸ったんでなければミツバチは何処へ? アメリカでは「過労死」という説もあるそうです。でもどうでしょう、オオソリハシシギという、鳩の嘴を柔らかいうちに引っ張りすぎちゃったようなカッコの渡り鳥は、ニュージーランドから中国まで1万キロも無着陸で飛んでしまうそうですよ。ちっこいミツバチが過労死なんてしますかねえ?
ぼくは、ミツバチは自分で勝手に楽しくて花畑や畑に出て、蜜を吸い、飛び回っては受粉の助けをしているのかと思っていました。この受粉というのがないと実を実らせる農作物が収穫できません。
そしてぼくが幼かった頃、日本の田圃では春先になると蓮花が一面に咲いていました。あれも蓮花が勝手に咲いているのかと思っていました。どこから種がやってきたのか、ちょっと不審に思ったことはありましたけれども。どうも裏情報では、あれは養蜂業者が蓮花蜜を採るために農家に頼んで花を咲かせていたようです。
な〜〜〜るほど。
アメリカの農業では、アーモンドは100%ミツバチによる受粉だそうです。蜂のゼネラルストライキが長引くようであれば、来年のバレンタインデーのアーモンドチョコの値段はとてつもなく上がるかも知れませんよ。今から買い置きしておいてはいかがでしょう?ぼくは冷凍庫でキンキンに冷やして白くカソカソなったような苦いチョコが大好きです。
どーせ、誰もチョコくれないけどね。
もしミツバチの失踪が宇宙人の仕業でも、ストでもないとしたら?
空飛ぶ鯨がオキアミをガバ〜〜っと吸い込むようにミツバチを食べているのかも知れません。歌にも出てくるくらいですからいるに違いないんです、空飛ぶ鯨。
それもこれもナンセンスだというあなた、ミツバチの大量な死骸が見つからないのはどういう事だと思いますかい?
ひょっとして(そんなばかな!)温暖化とかの影響を受けているとしたら、食糧危機は意外に早くやってくるのかも知れません。麦やお米は風で受粉しているんだろうか?どうやってるんだろ。
もっと理科を勉強しておけばよかった……
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070302-00000021-san-int