「桑田真澄の野球は、心の野球です。」
う〜〜〜ん、なんて嫌なやつなんだ。ぼくは桑田が大嫌いでした。もうホントにずっと嫌いでした。顔から声からスポーツ新聞の悪口記事まで全部嫌いでした。そんな彼が巨人を去っていく姿を見てなんだかさびしく感じます。
アンチ巨人っていうこともあるんでしょうね。
ぼくは阪神にバースがいた頃は、ほどほど熱心に阪神ファンをやっていました。けれども彼が追い出されてから、紙で縒った糸があっけなく切れたかのように、ほとんど野球を見なくなってしまいました。その後はしばらく阿波野、野茂、西崎などパリーグのピッチャー対清原なんかが少し好きでしたが、これも野茂がメジャーに行ってお仕舞い。清原は生き甲斐のないふやけたクラゲみたいな選手になっちゃった。もっともパリーグの試合はテレビでほとんど放映されないのでニュースで垣間見る程度でしたが…。
そんなこんなの、長い間、ずっと桑田が嫌いだったにもかかわらずいなくなるというと少しさびしいね。さびしいけれども引退でなくて新天地を探すという気概を持っているというのがなんかいいです。
彼こそ巨人一辺倒かと誤解していましたよ。ずっと騙されていたんですかね。どこへ行ってもくじけずに出来るでしょう、彼なら、桑田真澄なら。だから頑張れとか、励ましたりしないのだ。
言ったところでどーせとどきゃあしないけど。
先日RACに行った時に頼んでいたものを、今日引き取りに行ったのですが休みでした。ずっと、日・月が休業日だったので、非常に不便な思いをしていたのです。今日という木曜日(まあ祝日なんですが)に行っても休業とは、ずっこけました。休業日がいつのまにか変わっていたんですね。(祝日はもともとなのか?)
RACというのは、イタリア製の車用アクセサリーとか車の部品とかを売っているお店で、貧乏なアルファロメオ・オーナーには無くてはならぬお店です。また明日かあさって行かなきゃ。
先の土曜日にはドカティで行ったので、今日はYAMAHA XT500で行きました。まったく理由はないけど。
XT500は、YAMAHAの定番バイクSRの兄貴分にあたるオートバイです。(あの!)パリ・ダカールラリーの初代優勝マシンはXT500をベースにしていたという話です。今のSRに比べるとエンジンを廻したときの微振動が強烈です。あまり長く廻していると白蝋病になるような勢いです。
一度、エンジンを焼き付けてしまってから、ヨシムラピストンとヨシムラ・ステージ2のカムが組みこんであります。軽い車体と相まって飛ぶように走ります。ビュ〜〜ン。ビュン、ビュ〜〜ン。
ただ困ったことにフロント・ブレーキが小さなドラム式なので「止まりにくい」のです。だからどんなに速く走れそうなところでも、ゆっくりゆっくりね。安全第一ですよ。
久しぶりなので水で土埃を流してやりました。
もうひとつYAMAHA。この頃本当に弾かないSG2000。名器だという話です。ヘッド裏にシリアルナンバーがあるのは、ごく初期のレアな仕様だそうです。前にも書いたかな?まあ弾かないからどうでもいい話。ずっとギター立てに置いたままで埃を被っていたので掃除をして弦の交換をしてやりました。
ここのところずっとFenderスケールの長いネックばかりだったのでテンションの感覚が違っていたんでしょうか。いつものテンションを求めてぺぐを廻していたら引っ張りすぎて弦を切っちゃった。それもまあまあ太い4弦ですよ。
多分ペグ<弦巻き機>の廻し心地も柔らかくて、旧式なクルーソンタイプ(写真で後ろにあるギターのペグ)と比べるとスムーズすぎたのかも知れません。
そしてこのギターをちょっぴり弾いてみるとものすごく弾きやすい。YAMAHAスケール?だったかな、ギブソンなどのショートスケールとフェンダーのロングスケールとの中間ぐらい。大学時代にさんざん使ってちっとも上手くならなかったギターですが、今更ながら手に馴染みます。
けれどもね、確か6kgぐらいあるんです、重さが。自作のテレキャスが3.2kgなので約2倍ですよ。若くないこの身体。練習にしろ、なんにしろリードギターでもないのにこの重さを耐える理由は、な〜〜んにも無いのじゃ。