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「初めてですか?」と聞かれて 「いえ、三度めです。」と答えたけれども、間違っていました。四度めです。 後生掛温泉。初めて来たのは1987年(?)10月半ば、N氏との秋のバイクツーリング。旅館部を予約していたが、ぼくがどうしてもオンドル小屋に泊まりたくて、食事は旅館、寝るのはオンドルという変則的な扱いにして貰った。つげ義春のマンガで読んだオンドル小屋がずっと憧れだったんです。 後生掛温泉のオンドル小屋は地熱によるサウナみたいなもので、床に不定間隔に熱いところがあります。(床というかコンクリートで固めた地べたなのですが…。)耳をつけなくてもグツグツとどこやらから煮え立っている音が聞こえてきます。下手な場所に足を着いていたりすると、とても熱い思いをします。 昔の大部屋は2メートル×10メートルみたいなスペースを、通路を挟んで2列並べた間仕切り無しの細長いスペースでした。雑魚寝でずらり、適度なゆとりを開けつつ目刺しのように列んで寝るわけです。めいめい炊飯したり、民謡を歌ったり他人に迷惑にならない程度に自由に楽しんでいます。 はじめてきたときに先人に教えて貰ったのは、安でのビニールカーペットの上にじかに毛布などを敷いているだけではたいてい暑すぎるので、段ボールを下に敷いて温度調節をする方法でした。 二回目は秋、単独バイクツーリングで青森の八戸まで来てついでに寄りました。この時初めて個室に泊まりました。 三回目もN氏とのツーリング。1999年ぐらいかな?どういうルート出来たのか、雨でズブズブに濡れたテントを大部屋に広げて干した記憶があります。この頃は大部屋といっても4人分ぐらいのスペースに分けるしきりが出来ていました。まあこの方がなんとなし気楽ですが、小うるさいプライベート感覚なんぞがコンナトコロにまで浸食してきたのかと、ひねくれて考えたりしました。 地熱で暑いとはいえ、湿気も相当あるのでテントなんか広げてもなかなか乾かないのでした。 そして今回。 * * * * * * * * * * * * * * * 話しは朝に遡る。 場所は松川温泉松楓荘。 昨晩、なかなか眠れなかった松川温泉の宿。サッカー、日本対インド戦を前半だけ見て消灯し、一度寝入るもすぐに稲光にて目が醒めた。ドーンと雷鳴。山の中だからか、近いからなのか音の輪郭が鮮明でコワイ。ガーーン!ドドーーン!1時間近く鳴っていたか、終わったかと思うとまた稲光がしたりして眠りにくい晩だった。 朝は6時45分頃起きて、橋を渡った岩窟風呂に入った。極楽極楽。 質素で美味しい朝食を食べて、少し部屋でのんびり。なにせ今日の移動は県境を越えて秋田県側へ移動するだけ。 だったのですが、早いとチェックインできない可能性があるので、どこぞへ寄って時間を潰さなくちゃ。旅行に出る前に調べた「古遠部温泉」というのが地図に記してある。青森県だが、秋田との県境でそれほど遠くないので寄ってみることにした。 八幡平樹海ライン。名前の通り樹木の海を見渡しながら走る軽快なワインディング。紅葉がなかなかでつどつど車を停めては写真を撮った。「蓬莱荘」というリゾート施設の廃墟を発見して寄り道。ちょうどそのあたりのみ霧で靄っているし、樹木が立ち枯れていて不気味な風景。風で剥がれかけた屋根のトタンがガランガランと音をたてていてお尻がモゾモゾする。恐いのですぐに立ち去り、すぐ近くの籐八温泉でひと風呂浴びる。こちらも大露天風呂が何か出流されたか壊れたかで入れない状態になっていた。 八幡平山頂駐車場。何度も来ているのだが、八幡平は平なのに山頂があるなんて知りませんでした。そういうわけで駐車場に払った410円がもったいないというのもあり山登り。というかハイキング。池になっている古い噴火口を3〜4個みた。松は「イニシエエゾトドマツ」だっけかな?冬雪が積もる部分は葉が出て良く育つけれども、雪から出る先端部分は極寒のため枝が伸びず、育ちが悪い。と説明がしてありました。枝の伸びる方向で風向きが分かり、そこから方向を割り出せる。というようなことも書いてあったかも。 八幡平を下りる。今日の宿泊地である後生掛あたりの紅葉が今を盛りに燃えていた。それを横目でひとまず通り過ぎ、一路古遠部温泉へ。が、途中「ストーンサークル」という文字を発見。 この道を通るたびにいつも気になっていた場所「大湯環状列石」。少し道草をして寄ってみることにした。縄文時代の人の残した石のモニュメント。ふーむ、面白い。なぜ石の部分だけ土の色が違うんだろう?全体としての形に意味があるのだろうか?それとも石の一個一個にも個別な方角への意味が込められているのだろうか?なぜ平日のこの時間に見物客はいないんだろう?「焼き走り」にはふた家族ほどいたのに。秋田にはものずきはいないのかねえ? 記念館みたいなのが300円入場料を取るので見るのやめちゃった。可愛い女の子が受付をしていたので近寄りがたかった?また来られるかどうか分からないので見ておけば良かった。ああいう記念館の維持って大変そうですよ。 古遠部温泉へは一度行きすぎて戻った。 青森の県境を越えて、碇ヶ関の関所跡まで行ってしまって、またかなりグネグネうねったワインディングを楽しんで走った。世の中どんどん道をまっすぐにする方向で工事されていますが、それって本当に正しいの?スピードも出しやすいし、眠くもなる。50のカーブをひとつのトンネルで無くしちゃう工事をされちゃったりすると泣きたくなるネエ。けれどこの青森と秋田の県境にあるワインディングはかなり面白い。 その道を折れて林道を1キロほど行くと深い森の中の一軒家の温泉。入湯料350円だったかな?忘れちゃった。お湯は薄い赤土色。濁っているというのではなくてくぐもっている感じ。床や湯船の縁が石灰質で覆われている。そういえば思い出した。ここからあまり遠くない矢立温泉に似ている。あそこは床が鍾乳洞顔負け。鱗模様の造形物の角が立っちゃって歩くのが痛かった。二股ラジウム温泉ほど強烈ではなかったが、裏の斜面に溢れたお湯が石灰の舗装をしていた。 また一路、後生掛温泉へ。部屋を確認してすぐに地獄(自然)散策路を散歩した。 (冒頭の話に戻る) 訪れるたびに噴出口の場所が微妙に変わっていたり、新しくなっていたりで、地球も生きているんだな〜という感慨がひとしお。 戻ってから風呂に入って、大座敷という食事部屋で食事をいただく。自炊棟にも自炊でない人がほどほどに訪れる時代になっているんだね。ぼくは明日の午後から自炊ですよ、 オ ン ド ル を 出 て 冬 の 塵 ま じ る を 知 る。 圏 外 に て 所 在 不 明 の 無 精 ヒ ゲ シ ャ ン プ ー 買 つ て 自 炊 部 の 一 国 た り 携帯電話の圏外で、テレビもなく眠たくもない。日記もくだらないしで、さらにインチキな俳句めいたものをグネっています。8:02かぁ〜。普通だったら、晩ご飯もまだだよなぁ〜……この部屋、ドアの境目の敷居が金属製で、そこを踏むと飛び上がるほど熱いです。何の罠なんだ?こりゃ。
by magari_tumuzi
| 2006-10-22 14:13
| 2006秋.東北行145
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