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まずなんと云っても出で立ちが颯爽として軽やか。飛び跳ね、クルリ回転、片足おどけてトントトトン♪楽しくて仕方がない。 宮城から岩手の地域に縁があるか、宮沢賢治が好きな方以外は「鹿踊り」と聞いてもピンとこないのではないでしょうか。ぼくは宮沢賢治の「鹿踊りのはじまり」を読んで、その方言の面白さに笑い転げたので、忘れられるわけが無いのでした。 2000年のお盆に東北をツーリングしていて、たまたま遠野の山奧の神社に張り紙をみかけました。 「鹿踊りあります。○○日○時」 「やります」だったかも知れない。習字のようなさっぱりしたポスターならぬ張り紙。『お?あの鹿踊りのことか?』と心は躍れども、帰る途上にあったので遠野で一日を待つわけにはいかず、通り過ぎたものの気になっていました。次の日、コンビニで見たポスターに、ついに抗えず、日程を延ばして江刺市の「百鹿踊り」に出会いに行ったのでした。 去年はその感動をもう一度という思いで、録音機を持って出掛けてみました。 東北のお盆の一日。古い街並みの残された江刺の市街は小さいですけれども、日本の懐かしい風情が灯されます。夕方になると各家の前では主人が椅子を持って座り、盆に木をくべて、送り火が焚かれます。 そこを角付けするように、鹿踊り団体が廻っています。鹿踊りの基本は鹿が八頭でひとまとまりとなって踊ります。円陣を作って太鼓を叩きながら縁起物のやりとりを演じているようです。 かなりいろんな流派が残っていて伝統を継承していこうという勢いを感じます。 詳しくないので説明が出来ないのですが、叩くのは太鼓ばかりではなく、頭に付いた「ささら」状のものを時々地面にザザ〜となすりつける音もポイントになっています。リズムは単純な拍子ではなく、「節」を歌うといった感じで、単純なノリを求めようとすると時々スカされます。 夜7時頃、街の真ん中の広場にて、長老衆が大勢座る前で儀礼的な「藤原秀衡」だか誰だったかに向けての供養演舞。ここ江刺からは遠くない平泉中尊寺、藤原氏に何か関係があるのかも知れない。 ひととおり演舞が終わると、見物人は人首(ひとかべ)川へ移動。 橋の上でご詠歌が歌われ、初盆を迎える霊を冥途へ送る精霊舟が流される。初めて見たときは婦人連が錫杖をうち、鈴の音にもの悲しい合唱が川面を流れたものだったが、去年はどういうわけかおっさんのマイク合戦になっていて辟易。イタリアのサッカーの応援もかくや。 もの悲しい歌に押されて、流される小さな屋形船には花火が仕掛けられていて、爆竹が爆ぜ、色とりどりの火花をなびかせながら川を下って行く。この一年で亡くなった人たちを皆で送る、けたたましくも静かな盂蘭盆の催しです。 次に「花火大会です。」という町内放送で案内される花火大会は、いかにもしみじみとしていて美しい。貧乏といっては悪いけれども、花火ひとつひとつを惜しそうに、とーーん、とーーーん、と間をおいて打ち上げる様は、都会のあわただしい花火合戦とは趣が違っていて懐かしい。 それが終わると、街に戻って辻をいっぱいに行進する百鹿踊りの演舞です。これがもう最高に勇ましい。鹿踊りは鹿の仮面を付けているので、これが「異界の異形のもの共だったら!」と思うとドキドキする。ともかくカッコイイ。まさに百鬼夜行の様相。みちのくにはまだ妖怪が棲む闇が残っている。 いくつかの流派の団体に集まってもらっているので、節を合わせるのも大変なことだろうと思われ、まとめ役の方も大変だと思いますが、また観に行きたいので、ずっと続いて欲しい。江刺市ももっとちゃんと広報すればいいのに。 前日に江刺市のビジネスホテルに電話したらあっけなく予約が取れた。拍子抜けとはこのこと?いつもひとりで突撃しているので、記念写真タイムなどあれど、自分の写真が撮ってもらえない。 浅草あたりで誰か教えてくれないかな? 鹿踊り、やりたい人集まれ!
by magari_tumuzi
| 2006-08-17 13:10
| 旅 行
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Comments(2)
はじめまして。
百鹿踊りをご覧になったことがあるんですね! 私も今年初めて「藤原の郷」で鹿踊りを見て、その美しさと雄々しさに心奪われました。 もっと周知されればいいのに、と惜しい気持ちでいます。 是非首都圏でも、このすばらしい勇壮な踊りが披露される機会が欲しいところですね。 嬉しくて、足跡を残させていただきました。
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magari_tumuzi at 2006-09-06 20:10
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