先週の金曜日に「わたし(Jim in U.S.A)の家から出た」JBLのスピーカーがようやく届いた。UPSの特急扱いだと3日で届くが、USPSの普通小包扱いだと1週間ちかくかかる。どちらも運賃は似たようなものなのに。
実は、届けられたときに家にいなかったので、再配達を予約してもよかったのですが、なるべく早く見たかったので上野の郵便局まで取りに行った。昼下がりには広大な窓口が閑散としていたのですが、夜間受付で窓口がひとつになると、長蛇の列(4人ほど)です。受付の局員が愛想良くテキパキと対応しますが、ふたりではいかんせんこなしきれません。ジャンジャン荷を送る人、受け取る人、現金書留を山ほど送る人、いろいろいろいろ。
横で韓国へ大きくて重い荷物を送る人あり。○○を使うと1万500円、普通だと8500円。普通だと1週間くらいかかると説明を受けていた。アメリカも韓国もこういうのって、料金や日数が殆どかわんないんですね。
このJBLは、エレキギターのアンプ用のスピーカーです。Fenderと書いてありますがJBL製です。
先日買ったミュージックマンに丁度良いのではないかというギター師匠の甘言に乗ってしまった。ebayというアメリカのオークションで競り勝ち、日本で買うのの半分ぐらいで買えたので良かった。これの交換作業がまた、そのうちに始まるのであろう。う〜〜〜ん、入るかなあ。
なぜか晴れていると、(室内限定の話しですが)暑さはあまり苦痛ではないので、デスクトップこたつにあたりながら今日もテキパキお仕事。そしてまた、お仕事の合間も沢山ありましたので、Telecasterのボディの塗装をさらに剥がして、下塗りしました。
毎日、剥がしたり塗ったりしていると、癖になってきます。なにが癖になるかっていうと、水ペーパーです。水ペーパーは、塗装の表面などのデコボコを平滑に削ったり磨いたりするものなのですが、これが気持ち良いのです。あまり気持ちが良いので、いつまでも削っていると、下の木地が出てきてしまうのでやり直す羽目になります。中毒は許されません。
ボディーに使われている木の反響を押さえてしまうと、エレキギターでも音の出が悪くなるというのが常識になっているので、塗膜はギリギリまで薄くする方が音にとってはよいのです。下地が出ないでキレイに発色されている、というギリギリの塗装がエレキギターには最適なんですね。なかでもニトロセルロース塗料が良いとされています。ぼくが今回使っているのは、おもに安全なニトロセルロース缶スプレーです。Fenderなんかが使っているのは、ひょっとするとデュポン社の塗料なのかな。アルファロメオの美しい塗装もデュポンの塗料です。美しい発色はどことなく透明な感じがしてうつろいやすい。色あせもまた退廃として楽しい、デリケートな塗料です。
ぼくは素人なので下地がボコボコ出つつも、まあまあアバウトな荒削りな薄塗りで仕上げる、という方法をとっています。アレアレなんて嘆かないで下さいね。けれど、もうそろそろハンダごての作業に移りたい。