あれから4年かー。早いナー。
ジーコJAPANのワールドカップメンバーが今日選出される。
ジーコが監督になってからまずやったことは、前回ワールドカップ直前でメンバーから漏れた中村俊輔を「10」番に据えたことだった。
これは、なにかというとトルシエに対するアンチテーゼでさ、「オレはヤツみたいなやり方はやらないんだ」という宣言だったと思う。そうならそうと言えばいいのに、人を看板に使うなんていうのは中村がちょっと可哀想。でも、まあ中村もそれでグッとモチベーションが上がったみたいだし、それはそれで良いのかも知れないね。
イタリアでのガチガチけずられるサッカーから、スコットランドでの殿様サッカーに移籍。どれくらい修羅に耐えられるようになったか疑問です。なんか相変わらず顔に暗い翳りが感じられるんです。まあぼくの的はずれないつものアレなんで気にしないでね。
ぼくは小野「10」番という線でいって欲しかったナー。と思う。
ジーコJAPAN。最初は鹿島アントラーズの選手ばかりだった。小笠原選手以外はまったく面白くなくて、なに時代のサッカーを目指しているのかと疑問だった。今や、その頃の選手は誰もいない。彼は4年前、いったい何を見ていたのんだろう?
テレビ局は「サプライズは!?」とか、煽ってますけどね。テレビ局のストーリー作りにはあきれます。何かひとつきっかけがあれば、身勝手なストーリーが横行するんですよ。どの局も同じ様なでっちあげ物語り。それでスポーツ選手は何も言わなくなっちゃう。
インタビュアーがいつも聞くのは「どうですか?」とか「どんな気持ちですか?」一辺倒。バカ。あほ。チンカスやろう。
今度も、落選した選手にそういう言葉が嫌と云うほど投げかけられ、勝手な物語が語られるのさぁ〜。
「戦争はどうですか?」
「撃たれてどんな気持ちですか?」
「死んでいくのはどうですか?」
「ひとりっきりはどんな気持ちですか?」
まーいーや。とにかくワールドカップでひとまず一勝目標にガンバテクダサイ。