フィアット500に
二〜三年前にドライブレコーダーをつけたのだが、前方だけだったので、後方も録画できる機種に交換した。半年くらいアマゾンで睨んで待っていたら1000円ほど安くなったので買ったのだった。ワッハッハはぁ〜ビンボー。
新しいのはAZDOME M63という機種。無駄の無いソリッドナデザインが良い。
前方カメラは古いのを取り外して新しいのをつければ終わり。後方カメラからの配線が一本増える。こういうのブルーツースとかで簡易に繋がれば楽なのにな。まあ一度繋いでしまえばあとはいじらないので、一度だけ頑張ればよいだけなのだが。めんどくさがりな性分なので困る。
前回と同じように天井の端っこにぐいぐい押し込む。押し込んでもポロッと反抗してくる場合にはなにか細い物で二〜三センチ奥へやる。この作業でなにか壊したことはないと思う。
Aピラーという窓の支柱から下りてきた配線は助手席のグローブボックスというか下の棚のところで二手に分かれる。ここでくれぐれも線を間違ってはいけない。後ろの方にどれだけ延ばしてもシガーソケットは無いのだ。
ドア下のゴムが二重になっている狭間に無理矢理押し込んで後部シートの左脇下を抜け荷室に。この辺は簡単。なにも壊すことは無い。
ここでどうだ?
金具を加工してつけてみた。ハッチを開け閉めしても邪魔にはならんだろう。うふふ。
と思ったが、撮してみたらカメラが逆さまだった。製品ページを鬼のように観察して据え置きタイプなのか吊り下げタイプなのか、よ〜〜くチェックしたのに逆しまだった。まったくメーカーというやつは。他にも逆しまに装着して文句を言ってる人がいたので僕が間違ったのではない。と思う。
カメラのネジ穴の位置の都合もあり、散々悩んでこの位置はあきらめた。
吊り下げる場所を探さねばならぬ。
よくある後方窓の上かナ。
そうなると後方カメラの線を、ドアのゴムの狭間から後部シートの左脇を通ってから、どうやってハッチまで繋げるか悩んだ。いったん外に出してハッチの開閉の隙間から蝶番へと伝わせるのが良かろう。でもどこから外に出す?そんな隙間あるのかしゃん?
プロならばCピラーという窓の支柱を通してハッチのヒンジの横にある蛇腹ゴムの中をくぐらせて、ハイマウントストップランプの横に通すのだと思う。あぁ、それはきれいだな。線がきれいに隠れる。
これは非常に厄介な作業になるぞ!
オォ!?
こんな所に穴が、、、ゴソゴソ探してみたらパンク用タイヤの後方(バンパーの裏側)に穴発見。向こう側はゴムが暖簾のように垂れていて湿気が入り込まないように?なっている。
ここを利用しようそうしよう。
結局こうなった。
一旦外に出した配線をストップランプユニットの裏からハッチの横の溝を伝わせる。
電線の長さが足りなくなったので、延長コードが届くまで一日作業延期。やれやれ。
届いてさっそく作業。
500はハッチの角度が急なので足が短くガラスに当たるので、足を長くした金具を製作。
0.5mm厚のアルミならばハサミで切れて、このカメラくらいの重みには耐えられるだろう?
まあまあキレイに配線できたのではないか?
コードがヒンジ(蝶つがい)に噛まないように養生もしておいた。
クイッと!
金具の先端を曲げてハイマウントストップランプのカバーに食い込ませてあるところが技でしょ?これで落ちにくいと思う。両面テープとクイコマセでしっかり装着。
完成。
前から見るとちょっと接着部分がきたない感じもするけれども、、、、運転席側につければ、黒いドットのところに隠れてよかったのかも知れない、、、まあいいか。
試しに撮ったやつ。あっ!YouTubeが貼れるようになってる!
これ見るのにメーカーに問い合わせたり手間が大変だった。それはぼくのiMacのOSが古いので新しい圧縮技術に対応していないからだった。まずQuickTimeでは開かない。ファイルを認識すらしない。VLCという汎用のアプリで見られたが正しく解凍されてないので速さが波打っている。メーカーはH.265というエンコードに対応したOSに出来ないか?というが、新しいOSにすると仕事に使うアプリ周辺に支障が出る可能性があるので気軽にできないのだ。ぼくのiMac、iPad Proはどちらもその前のH.264にすら対応していないらしい。がっかり。付属のGPSを利用したルートアプリもインストールできなかった。WINならば問題ないのだろう。うらやましい。
はぁ〜〜技術の進歩がうらめしい。というわけで動画の再生スピードが波打ったまま編集した。ちなみに編集すらiMacでは出来なかった。
前方カメラはとても細かいところまでよく写っている。さすが4K。後方カメラはなんだかやや懐古的な色合い。なんで?窓が汚れているんだろうか?
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