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山のあな、、あな、、穴。 こんなので笑うのは50代以上なんでげしょうな。ゲヘヘヘヘ。 清洲。以前は西春日井郡だったけど今じゃ清須市。なぜ洲が須になったのかと聞いたら「昔は須だった」と言われた。そんなわけはない織田信秀の頃からあの辺は葦の茂った洲だったはずじゃないか?などと考えるのは物知らずな素人なのか?まあどうでもいいや。 今日はオレは増富温泉に行くぞ! と、弟の助手席ドライブで湯の山温泉を楽しんだ翌日、かんかんに晴れた清洲でそう思った。実は鎌倉を出るときからそういう計画だった。 出発するときに「お寺まで乗せてきな。」と母に言われて乗せた。寺は近所なので帰りは歩くという。門前で下ろして出発しようとすると「あんた!お参りしてかんのか?!」と言う。お参りする気は毛頭無かったのでビックリ。母をおいてそのまま高速に向かった。「あんたもT(弟)もちっともお参りしりゃせん。」と怒られた。 仕方が無い。 一宮から高速に乗って中央道に進み諏訪湖辺りで下りた。それから国道299を探して茅野から山に向かった。 iPhoneのSiriに「ヘィシリ!こくどうにひゃくきゅうじゅうきゅうごうせん!」と、なんど言ってもまともに回答してくれなくて苛立った。Siriはタイマー設定以外はあまりちゃんと応えてくれない。 この写真の先、地元の軽トラック2台がGPレースのように急坂のタイトなワインディングを登っていく。ついていくのがやっと。急な登りになるとFIATは加速が鈍り、おいて行かれるか?と思いきや敵も加速が鈍るので離されるようでいて離されないのだった。面白かった。ぼくのフィアットは公称69馬力。軽トラはどれくらいあるんだろう?過激な走行のように書いたが一応省エネ運転なのでそれほどスピードは出てない。 リゾート施設へ分かれる道で軽トラが消えてしまうとひとりでのんびりドライブ。 なんだかここはじめてじゃないみたいだと思っていたら「渋御殿湯」という標識があり、以前来たことがあったと思い当たった。その分かれ道も過ぎて麦草峠。登りに登ってどこまで上がるかと思ったら標高2120m。峠付近はなだらかな林になっているので、峠、急峻な風景などは見えない。 そしてまた下りに下る。「ブレーキを交換しろ」と言われてからブレーキを交換しないまま久しいので若干不安な気持ちもありゆっくり、早め早めのブレーキで下る。 途中小海というところあり、参加することはなかったがアルファロメオ145に乗っていた頃、オフ会がそこで行われていて、一時期は145台以上集まるという盛況だったようだ。 (ここか〜好いところだな〜、などと感慨にふけった?そのオフ会は多分今も細々と続いている。良いことだネ。) その辺りあちこちに「たちより温泉」の看板があったがひたすら増富をめざした。 野辺山。 山間なのに不思議になだらかで広大な土地に高原キャベツ。農家の人に絶え間なく細かく手を入れられているのがよくわかる。大変なことだな。そして素晴らしいナ。などと通りすがりにペロリと思う。 そしてまた山道を下り、川沿いの道を下り、また山の中へ。 どんだけ山の中なんだ?至近の高速出口から行けばまだ近かったかもしれないけれど、思ったのの三倍は山の奥だった。おまけにSiriに増富温泉を訊くと「わかりません。」と言う。しょうがないので訛りの無いグーグルちゃんに道を聞きながら走った。そしてずっとナビに従って走っていたのに突然「Uターンです。」「ここをUターンです」と言い始めたのでヤフーナビに変えた。 やれやれ。 二股ラジウム温泉や栃尾又温泉もぬるいお湯で、2時間くらいはのんびり入っていられる。ゆっくり入っていられて力がとことん抜けてゆく感覚がいい。この日も、もっとゆっくりしていたかったが予想以上に山の中で、ずいぶん時間が押してしまったので1時間ほどにしておいた。 増富温泉は、湯温の低い鉱泉にもかかわらず昔からファンが多い。やはり効能なんだろうか?立ち寄りでポイッと入って帰っちゃうような旅人にはわかるべくもない話かもしれないが、体温より低い湯の、皮膚や身体の重みが消えていくような感覚はやみつきになるのかもしれない。 帰ってもいないうちから「また来るぞ」などと思うのだった。それから山また山の山奥の道を走り北杜あたりから中央高速に乗った。 「キタモリ」だと思ってたら「ホクト」だと。こればっかりはぼくが悪かった、Siriよゴメン。 まあ、ぞろ目記念と云うことで。 中央高速から圏央道に入り、降り口を通り過ぎてしまったらいつのまにか新湘南バイパスまでつながっていて、藤沢までなんなく来れてしまった。なんだかそこらじゅう高速だらけになってきたナ。 省エネ運転にやや専念した結果、19.5km/L。うれしい。今までで最高かも。 500ツインエアやアバルト1.4に比べるとまだまだ低いかもしれないけど。 ふふふふ、、、、写真をうまいこと配置するやり方がわかったぜ。
by magari_tumuzi
| 2017-07-07 11:07
| 旅 行
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