爽やかな10月の朝。蚊がいなくなったと踏んでついにフロントフォークのオイルシールの交換を敢行することにした。オイルが漏れてディスクを濡らすので乗ることあたわず、この夏一度もエンジンを掛けなかった。というか、他にもナンバー移設とか、他に重大な案件にかかりきりでバイクのこと放りっぱなし。
ちょっとだけやってみようかな。。。。など。一応毎朝フロント部分を見て、「ヘッドライト外すのめんどくさいな〜〜」とか、「アクスルシャフトのロックピンかぁ〜」とか、手順は脳内でいろいろ予習していたつもりだった。
そしてあちこちのネジを緩め、フェンダーやらタイヤやらキャリパーとかヘッドライトも外してフロントフォークを抜いた。あっけない。なーーーんだ簡単。このままの勢いでフォークを分解してしまおう。
エイエイオ〜〜щ(´□`)щ〜〜〜。外れねー。ネジ外れねー。
右側フォークの一番下のネジ外れねーー。
フロントフォークの下から差し込んであるネジに突っ込んだ8mmのヘキサゴンレンチが回らない。
キリャ〜〜〜!とここ十数年来出したことのない力を振り絞りかけてチョイ待ち。タイムタイム。あかん。全身の毛細血管の隅々まで血が循環した。ような気がする。これより力を入れると毛穴という毛穴から血が吹き出そうだ。勢い余って大事なとこの血管がぶち切れるかもしれない。
生命の危険を感じたので、SR師匠のN氏にアドバイスを貰うために電話。結果、バイクのパーツ屋さんでゆるめてもらえることがわかった。レッツゴー。(電話ではライコランドと言っていたが着いたらナップスだった)
ナップスでも強力なインパクトレンチでパチパチパチパチとやったが最初はゆるまず。しかしなにやら工夫してどうにかゆるめてくれた。ありがとうナップス。
その続きを今日ちょこっとやっている。仕事部屋に持ち込んだフォークオイルが非常にくさいので早く処理したいのだ。四年前の車検で整備してもらってからあまり乗ってないのでほとんど劣化はしていなかったように思う。が、スラッジはたんとたまっていた。
そしてやはり下部のネジの話。片方のネジは取れたがボトムケースの中のアルミの押さえパーツが固着して取れない。片方はネジは緩んだがなぜか抜けない。というわけで両方銅ワッシャーがカキカキに食い込んで取れない。誰かが強く締めすぎたのか?ナップスの人は「はじめて開けたんじゃナイカナ?」と言っていた。
もうどうしたらいいかわからない。今日はもう止めよ。
このままSRが廃品になるような気がしている。