昨日、7月1日は待ちに待った海開きの日。
夏の嫌いな人は9月まで飛べとかおっしゃってますが、夏が好きです。すでにだれてますが。ただもう隣から裏からエアコンの音がゴーーーーーーーと低く唸っているのがとてもつらい。気がつかない人にはわからない苦痛だから、あまり人には話さない。気付いてしまうとあれもこれもととまらなくなる。この頃は自分ちの冷蔵庫にさえ苦情を言いたくなっている。
振動のないモーターって作れないのか?バルコニーやベランダに置くから振動で極低域の振動が伝わってくるのがつらい。
ああ、海開きには関係のない話だった。
市役所まで印鑑証明をもらいに行って、ついでに海まで歩いた。梅雨半ばの太陽とはいえこの頃のこの金槌で打ち続けるような、コンコンとした暑さはなんだろう。原発で海を温め続けているせいだ、と、ぼくは偏執狂的に考えている。
これから中国も海沿いに十数基の原発を作る。これで温暖化はますます進むだろうし、東シナ海の魚の生態系はかなり狂うのではないだろうか?
ああ、また海開きには関係のない話だ。
せっかく海に来たので、さっそく海の家に腰掛けた。
まだ半分くらいしか海の家は完成していなかったが、その中で多分一番早くに営業しはじめている「タイ村」。何年か前は、滑川に近い一等地でリトルタイランドと銘打ち、世界各国の料理を屋台で出していたのが、分裂してずいぶん西の離れた所に同じ名前で何軒かではじめたのをきっかけに、すぐその隣辺りに残ったタイ料理屋や新たなインド料理屋などを引き込んで作ったのがタイ村。今年はそのリトルタイランドはないようだ。
昔、セネガル料理とかいって、猛烈に煙をモクモクさせながら焼いた魚と蒸したバナナを出していた恰幅のいいおねえさんが懐かしい。
店によってまちまちだが、紙のパーティー用のペナペナで料理が来るのがイヤで去年はほとんど来なかった。今回はちゃんとプラスチックだけれどもお皿で出てきた。
初日で平日なのでお客さんはまだほとんどいない。外国人が5割ぐらい。
タイ村に入ると左からラーメン屋タイ料理屋インド料理屋、それからまたタイ料理屋?焼鳥屋もあったかな?スペイン料理屋とかもある。まずメニューをいろいろ見て回って、ほぼ最初に見つけていたビリヤニに決めた。なにしろビリヤニが好きさ。
インド料理屋のおやじがしきりに客寄せをするので、「これは本物か?」となんども念を押した。「ホンモノ!」と言うのでチキンビリヤニを注文した。来たのはカレーピラフのようなものでビリヤニではなかった。これが彼の言うホンモノビリヤニなのかも知れないが、ぼくの思うバスマティライスの手間のかかるビリヤニではなかった。
帰りに食器を持って行くと「どうだった?」と訊くので、「バスマティライスじゃなかった、、、」と返すと、(;゚ロ゚)ハッ.とした顔になった。あわてて「バスマティライスは高いからこの値段で売ったら死んじゃう。」とか言われた。じゃあ値段を上げろよ、と思ったがまあ海の家だもの、こんなもんなんだろう。
今年も由比ヶ浜の方にはあまり行かないかも。