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かってーくるぞといさましくーー♪ などとは意地でも歌わないが或る土曜日の昼下がりに歩いて出かけた。実家にあった釣り竿を内ポケットに潜ませて、すれ違う人にはそれと思わせない。思わせてたまるかみたいな感じで。家の周りは無風だったが、海辺に出るとものすごい風。砂で目つぶし。朦朧としながら漁港へと向かったのだった。
その前の日にホームセンターに行ったら「波止めから激釣り!大笑い!!」みたいな釣りセットが売っていたし、、、。その前の前の日には、YouTubeで充分な知識を得ていたので、これを使えば入れ食い間違いなし的な実験に終わるはずなのだった。わっはっは。しかしあくまでも実験。 港の防波堤はそれなりににぎやかで、おりしも少年が上げた竿に3cmぐらいの赤い魚がついていた。 釣り人という気配を微塵も感じさせないようにひととおり偵察。「この辺はなにが釣れるの?」と聞くと「はぜ!」と答え。今釣れたのもハゼだった。う〜む。 風の当たらぬ角ッちょで達人と思しき方が、ジロジロこっちを睨んでいたが、あくまでも散歩中のオレなのだ。ライバルとかではないのだ。釣果を入れるバケツをみなさま用意していたがなんだか覗けない緊張感。どなたもあまりよく釣れていないようだった。 いい位置にいるニイさんが、豪快に投げるのを見た。漁港の真ん中あたりまで飛んだ。あんなに飛ぶのかよ!?と内心仰天した。そしてとぼとぼ釣具屋に入って実験用の餌を購入。およそ達人、名人には見えない店主でホッとした。ココでアレコレ蘊蓄をかまされたら一挙に実験精神が萎えることを畏れていたのだが、案外気楽に話を聞くことが出来た。 「此処は釣れますか?」 「うん、釣れるよ。○○と○○とカワハギとか」 「風が強いからアタリがわかりにくいよ」 「アタリ?あぁアタリね。」などなど。 ○○は忘れてしまった。疑似餌はあるか?と聞くのに無いようなことを言う。 「カワハギはあさりがよく釣れる。」というが400円もするので240円の冷凍のちっちゃいエビにしておいた。SNSの釣りゲームではこれでもよく釣れるのだ。 防波堤に戻る道々内ポケットからなにげなく釣り竿を取りだし、なにくわぬ顔で防波堤の人のあまりいないあたりで座り込んで、用意の激釣りセットをリールから伸ばしたテグスにセッティング。今はクリップのようなので連結するから、細かく結ばなくてすむので楽だな。 買ってきた餌を針につけようとしてみてわかったが、溶け始めると身がすごく脆いので引っかけると崩れて落ちる。う〜〜む、やっぱ言われたようにあさりにしておけば良かったかな? それでもなんとかギリギリ落ちないぐらいについたのを海中に下ろしてみた。下ろす?糸が思うように繰り出せない。 変だな変だな。リールがストッパーに当たって巻けない。なんだこりゃ?とかやってるうちに盛大に糸が開放されてぐじゃぐじゃ。一旦、海に入れた激釣りセットを引き上げようとすると海中で引っかかっている。風がすごいので糸は遊んで絡まりまくる。船を繋ぐ鉄の輪っかの下に竿を固定して激釣りを回収。針が取れて無くて助かった。その場にへたり込んで絡まった糸をほぐす。リールが巻けないので手で巻き付ける。なぜかおさえがきかなくて二〜三度リール糸暴発。泣ける。 端の方の達人が訝しんで見ているように思う。 「あいつはなにをやってるんだ?」とか「ひょっとしてものすごい達人ではないか?」とか思っているわけはないと思う。もし聞かれたら「実験中である」と答える。そういうものだ。子供たちもなにやら網を持って魚を獲るふりをしながらこっちのほうに来る。こんな時煙草を持っておれば一服して余裕を取り戻すことができるだろう。 糸はとりあえずなんとかおさまった。問題はリール。なぜ此処にストッパーが?う〜ん。針金のようなのを右へ左へ。思えばリールは中学以来。名古屋の金城ふ頭で豪快に投げ釣りをした。知っているはずだよリールの扱い。 20分ぐらいあれこれ悩んで、糸を通す場所が間違っていたのがわかり、一旦仕掛けを全部バラしてやりなおし。はぁ〜〜寒いし、微妙に暗くなってきた。 七転八倒四苦八苦ようやく餌をつける段になってなかなか針に安定してくれない。頭をくすげると身の部分が落ちてしまったり、身を刺すと薄皮一枚でぶら下げるような状態になり、とても海の中で保つような気がしない。う〜と困っていると目の前に誰かが残していったエビの疑似餌付き針が落ちている。 おお〜〜! なんてことだ。こんなところに仕掛けを残していってはいかんではないか。まったくマナーがなってないな。仕方がないからオレが始末しといてやろう。なぜか持っていたハサミで激釣りを切って、拾った疑似餌針をつけた。それも結び方がわからなかったので、激釣りセットの包装紙の裏に解説してあったのを読んだのだが、もう指先は冷たいし、薄暗くなってるし、眼鏡を着けたり取ったり。風がますます凄くなってきて海に飛ばされたら泣くめにあうので慎重にやった。 そして歓喜の、おお〜〜! 餌が取れない! やっと実験ができる! はっと気がつくと達人以外誰もいない。さびしい! だけどこれは千載一遇のチャンス?広々と場所を使える。取れない餌をぶらぶら下げて、達人の後ろを通りちょっと高いところからドボン実験。引く気配無し。もうちょっと実験を続けたかったが、海際に近づけないほど風が強く、吹き飛ばされそうになってきたので低い方へ戻った。またまた達人の後ろを通る。達人の用具は台車で運んできたかと思えるぐらいある。竿も三本ぐらい。いつからやっているんだろう。ヤッケに身を包みじいっと暗がりの隅っこに座って、時々ヒュッ!ヒュッ!と竿を振っている。カッコいいな。 低いところに下りて、今度は移動しながらチョイチョイと竿を引っかけるように揺する実験。壁の上を行ったり来たり。脳裏に浮かぶ疑問→ところで魚はいるのか?ここに。 たんまり買った小エビがいらなくなったので撒いてやった。沈んでいくのを観察したが突っつかれているような感じは無し。エビの集団が沈んでいったと思しきあたりに疑似餌くんを差し込んで気配を探ったがなにごとも無いので撤収と相成った。 竿をたたんで仕掛け部分を巻き取りカバンに突っ込むと、やっぱり散歩の人にしか見えない感じになった。実験家としてはこれでよし。入れ食いとはならなかったが仕方がない。あくまでも実験であって釣りではないのだ。 帰り途。日の暮れた公園にホッピングが置き忘れてたので、久しぶりにちょっとやってみた。こっちはもう45年ぶりくらいだろう。三回ぐらい跳ねてひとりで大笑いした。 実験中は写真を撮る余裕がなかった。
by magari_tumuzi
| 2014-12-15 10:48
| 界 隈
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Comments(6)
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by
noah
at 2014-12-15 22:33
x
実験は時間が長そうなのでホッピングしてる動画がみたい
0
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TL170
at 2014-12-16 00:03
x
散歩がてらに実験ができる環境に居る幸せ。いいなぁー。今度、そちらに行くまでに調査お願いしますぅー。
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magari_tumuzi at 2014-12-16 09:23
noahさん、黄昏のなか、ひとり動画装置で自撮りするホッパーて如何にもさびしすぎないかしゃん?しかもできて三回。。。
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magari_tumuzi at 2014-12-16 09:24
TL170氏、実験はもうちょっと暖かくなってからの方がいいな。
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naga
at 2014-12-17 14:45
x
おもろいお話でした。小坪でしょうか(笑)。そうそう、今度ランチか、飲みをみんなでしませんか。満、あたりで。うちの嫁と。
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magari_tumuzi at 2014-12-17 21:27
nagaさん、小坪で不調法してきました。へへへ。満、いいですね。呼んで下さい。
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