おととい夕方、いい波が寄せていた。
また夕方歩いたので、いつも同じような写真になる。秋らしい北からの風で、満ち潮の時間と相まっていい感じでロールしていた。
これならイナムラクラシックが今年も開催されるかも?と思って家に帰って調べたら、千葉の九十九里の大会の開催が決定したので見送りということだった。
去年、24年ぶりに開催されたサーフィン大会で、たまたま買い物へ行く途中七里ヶ浜沿道が人でごった返していたのでなんだろうと思ったのだった。
良い波が来たので開催された。来なければ無し。なんだかはかなくていいなそういうの。
「なにがなんでも大会をやるぞ!すごい施設を建てて立派な大会をやるのだ。」みたいなアホくさいみじめな思考は無しだ。この「大会」というのはなんにでも置き換わる。今の政治家がやろうとしていることのすべてが税金の分捕りあい、借金のたらい回し、みじめで仕方がない。
写真の明るさを調整していたら、どんどんへこんでいって、モノクロームな気分になってしまった。モノクロームの風景でもっとも感動したのはつげ義春の「海辺の叙景」水泳のシーン。そういえばちょっと前の芸術新潮にドカンと見開きで載ってて良かったな。