↑これはまだ消費税が上がる前のユリオおちんちん付き。
↑3月19日ぐらいに去勢。シュンとして見えるが、見えるだけ。その前の日かその前の前の日くらいにベッドの上でにおい付けのおしっこをした。ひと月前ほどにも一度あった。猫にとっては自然なことだが、人にとってはちょっと困るオオゴトなのだ。夜中に風呂場で布団を踏んづけて洗ったり、水の滴る布団を持ってウロウロしたりするのは大変面倒。それが嫌なばかりに去勢するというわけではないけれども。
それから約ひと月。おとなしくなったかというと、まったく変わらない。いよいよ運動量が増し、ジャンプや速度はラジヲを凌駕してしまった。ラジヲがどんなに速く走っても前に立ちふさがり、どんなに飛んでもその上にユリオが早廻りする。
ラジヲは「フゥ〜〜!!!」と怒るが、ユリオは意に介さず組み付いていく。なぜならラジヲ兄ちゃんが大好きなのだ。はた迷惑な話だが仕方がない。
少し前までは冷蔵庫の上から飛び移る棚の上に自分だけの餌場を持っていたラジヲだが、今や荒らしに荒らされる。ひとりゆっくりご飯を食べられないばかりか、トイレに入っていても襲われる。その度にウギャギャギャ〜と悲鳴。
突然眠っている喉笛に噛みついていくこともある。本気かどうかわからない。かと思うと寝ぼけてるのか一生懸命に耳の中を舐めてやっていたり。フーフー怒りながら逃げているかと思ったら、追いかけて遊んでいるように見えたり。猫の仲はよくわからない。
嫌われていてもこっそりいつの間にかこんな風に寝ていることもある。なにごとも積極的に行けば功を成すこともあるということだろうか? 人間社会ではストーカー行為と呼ばれるだろう。
昨晩は、アルミホイルを丸めた玉(略してアホ玉)をコ〜ロコロコロコ〜ロと、夜中じゅう転がして遊んでいた。なにかの競技かのようにベッドの周りを何周も転がして走る。フローリングの床に痛くやかましいのだが、これを取り上げると居間で寝ているラジヲを襲いに行くのは間違いないので我慢した。
その途中で一度ウンコをしたがそれは仕方がない。放っておくと臭すぎるので掃除して、またアホ玉コロコロのユリオを我慢しながら寝た。