いつから咲いてましたかさくらさん。今年はいつもより長く見られてうれしいです。でもなんとなくずっと八分咲きのような、ずっと葉桜のような。ボン!と爆発するような明るさが足りないような。
パァと晴れた日にあまり恵まれてないせいでそう思えるだけなのか。
東京や京都やその他の地方では、見事に咲いて散ったのかな。東北の方にさくらを追いかけていきたいな。
いつ頃からかミュージシャンは春になると「サクラ」の歌を作って商売にするようになりましたが、これも風物詩なのかな。選挙みたいに花の名前を連呼するは曲はちょっと勘弁して欲しい。不意に差し込む春風のひんやりした潔さがない。熱唱も困る。若い人たちのさくらに抱くイメージは熱烈なものが多いのだろうか?
どうでもいいけど。
さくらの歌といえば、ぼくは「こんりん祭」がいいな。またもやあがた森魚ですけど。静寂のはかない幻想とはいかないけれど、明るい日だまりの中に花びらがはらはらと散っていく寂しさがある。お祭りのように盛り上がる気持ちとうらはらな別れるときの心細さが歌われている。
いいと思うんだけどねぇ。
そういえばサイケデリックファーズに「チェリーブロッサム」を歌った曲があった。あれも桜の歌に入るのかな。あれはロックだった。そしてなにしろリチャード・バトラーの声は最高に良いよな。