もう置くところがないし、あれこれ弾いている時間もないのにまた作っている。作る時間があるのが不思議。なにを?というかストラトキャスター型エレキ。作ったからどうって事もない。どこかで弾いて聞かせるわけでもないし、音の構造を探求するわけでもない。なぜなの?次に作る物への助走?
部品はほぼ1年ぐらい前から集まっていて湿気の多い夏を越えるのを待っていた。
カナダのボディーばかり作っている工房からイーベイで購入。ワンピースと書いてあったが、センターで接着のツーピースだった。木材はパインで、古い倉庫に使われていた物だという説明だったが本当かどうか。冬を越える間、ずっと仕事部屋で濃厚な芳香を漂わせてくれた。くちゃいくちゃい。
タッピングすると驚くほど反響する。そして非常に軽く、非常にやわらかい。少し当てただけで思った以上に凹み、心も凹む。
作りがおおざっぱだったので相当ヤスリがけで形を整えた。整えすぎてエグレが大きくなりすぎたかも。表面の肘の当たるところ辺りの角度が違っていたので、どうにもストラトと同じようなひかり方にはならない。
それにパイン材は、水が着くと火傷のように爛れたように腫れてくる。これがとても厄介。アンダーコートを水ペーパーでとにかく薄く薄くと磨いていて不意に木の表面が出てしまったときにぶくぶくぶくとふくれてくる。すると乾いたペーパーで磨いてスプレーして再び水ペーパー。また破れて乾いた、、、以下何回か繰り返す、、、あわわわ、、暇人か?
目止め剤を塗らずにベージュのアンダーコートを塗った。ホームセンターの200円のスプレーを使ったら、水ペーパーを掛けたところに黄色の塗料が浮いてきてたちまち全面濃いクリーム色になってしまった。どうすりゃいいんだщ ( T д T; ) щ。
「やっぱり安い塗料はダメだ!」と一念奮起して400円の黒スプレーを噴いたら相性が悪かったのかエッジで引き攣れた。( T д T )。【教訓】スプレーのメーカーを途中で変えないこと。
最初油をつけてしまったか?と思ったがどう拭っても、何度やってもダメだった。よって安物スプレーを買いに行ったりラジバンダリ。←いまここ。