秘密のレスポール57レプリカギターを持っていまして、最近なぜかこれが好きで頻繁にガチャガチャやったりしているわけです。決してガチャガチャ以上の響きを出したりしないわけですが…どうも長くあそんでいられない。1時間もするとファズをつけてみたり「ああでもないこうでもない」とアンプをいじくったり。どうもなんか音がしっくりこない。
が===ん!と鳴らすとちゃんと、ギュウギュウと握り拳のようなギブソンの音がして「コレコレ」と思うのですがなーんか厭きる。これでは下手なくせにちっとも練習にならない。これはいかん。どげんかせにゃならん。
そういえば、ずっと前にいくらか買い置きしたコンデンサーがあったのを思い出した。
赤いカプセルのTRWというやつ。レスポールハンバッカーの純正は0.022μfだけれども0.027でもいいかな?だけどTRWってなんだ?大丈夫なのか?聞いたことないぞこのメーカー、う〜〜どうしようまあダメなら戻せばいいや、、、、あれやこれや。
!あれ、ここにもある。FAST?こっちは0.022μfでぴったし。とかなんとか。
TRWもFASTも400V。ノーマルのセラミックコンデンサは100V。まあいいか。どうせささいな違いのわからぬオレ様である。黄色い袴をはかせた足を注意深くハンダごてで熱して剥がし銀色の弾頭に付け替えてみた。
悩んだ時間4時間ほど。作業時間大体15分。
コンデンサの足にはかせた被覆が黒なので非常に地味な見映えになった。バンプルビーとかだと色とりどりのラインが入っていてなかなかカラフルな眺めなのだが、かなり冷徹なマシンのようになっちゃったゼ。
で、音出し。が==ん♪
おお〜〜〜〜違う。でもホントに違うのか?うう〜〜よくわからない。だけど違う。どこがどう違う?自問。なんか鉛筆を削ったような感じになった。もっと電気を通してなじませるともっと変わるだろうか?毛羽だった?少しだけ。まんまる頭のダーマトグラフの芯のようだった音が、4Bくらいのハイユニ鉛筆のよく尖らした感じになった。好いんじゃないでしょうかヽ(^0^)/。
しばらく弾いて、ネック側ピックアップのトーンを0に絞ってみたらなんだかファズをかけたような音。倍音?これ倍音?ボォォォオオオ〜〜という音なんだけれども気持ちいい。ブリッジ側はもうちょっと調整したい。ネック側は成功!ハッピー!
外に雌猫が遊びに来て啼いていたら、ラジヲくんが90センチの高さの窓に飛び乗った。はじめて!アキツケのような鈍そうなちょいデブ猫でも飛び乗っていたので、ラジヲは運動能力がないのか臆病なのか、、、と思っていたがきっかけがなかっただけだったんだね。
雌猫は上から見ていたらちゃっと逃げてしまった。
翌朝、家の横に植わったマタタビの小枝が囓り切られていた。雌猫はラジヲくん目当てぢゃなくてマタタビ目当てだったようだ。そういうものだよね。