写真が大きいと暑苦しいので、元の横450ピクセルサイズに戻した。
9月になっても夏の延長戦が続いていて、毎日が暑い暑い。テニスで云えばタイブレークみたいな、早くどっちかが勝って終わって欲しいみたいな。けれど今回の季節の場合、勝って欲しい季節の姿がない。
友だちに誘われて東京藝大の「藝祭」に行ってきた。
銀座のイトー屋で、ペンを物色していたら時間がおしてしまって、展示をゆっくり観る時間が無くなってしまったけれど、ゆっくり観るほどのものはなかった。日本で一番の賢い芸術家の学ぶ大学として、日本で最低のなにやら芸術っぽいなんとかの学ぶ大学を出た自分としては、尊敬と嫉妬の念でもってさぞやさぞやと思っていたけれど、青年の考えることは過去も現在も東でも西でも賢くてもバカでも似たり寄ったりっぽい、という結論に落ち着いた。
或いは、奇跡のような金のたまごのいくつかを見逃しているのかも知れない。
とりあえず最高点と最低点の観測は出来たから、中間点はどうなんだろうと云う興味は出てきた。いわく、ムサビとかタマビとか。しかし本番はやはり卒展なのだろう。しかしさらに本番は社会に出てからなのだろう。
急ぎ足で案内して貰って、広場の奥のテーブルに陣取って呑んだり飲んだり。露天の食べ物が売り切れ続出で、テーブルの上は貧弱だったけど、とりあえずビールなど飲んでくつろいだ。人がいっぱいで風が通らなくて暑いので、上野の居酒屋に場所を移したが、藝大で一杯飲んだナンタラ・ガフというので頭が痛くなったので、そこではひたすら水を飲んだ。