世間はお盆休み。ぼくのほうはお盆振興?押せ押せでお仕事。
夕方までかなり根を詰めたので、家から吐き出されるようにして散歩に出た。材木座に着くとちょうど夕焼け劇場が始まり、富士山がど〜ん。海の家ではフラダンスやら、クラブパーティーみたいのやら、フォークのライブだったり、めいめい勝手に騒がしくしていて喧噪。露出度高めでワイワイやるのは楽しそう。
若宮大路を南から八幡様まで歩くうちにとっぷり日が暮れた。ナイスタイミング。段葛からぼんぼり祭りのぼんぼりが灯されて八幡本殿まで連なっている。
段葛のぼんぼりは道の左右のお店の広告も兼ねている。孫が描いたと思しきピカチューぼんぼりとかマラドーナとかいろいろある。八幡宮境内に入ってからは、本気のぼんぼり。凄いのもいくつか。
しかしこんなに人がいると思わンかった。暑い。蒸し蒸し。それに暗いし。江戸川乱歩の「白昼夢」を思い出した。おとといまでまったく知らなくてひょんなことで名前を知った伴清一郎という画家のぼんぼりもあって、これがまた暗いし細かいしで実に見えにくいけど、感電して身が縮むぐらいの絵だった。うまく写真が撮れなかったので、興味のある方はぜひ現地で現物を見てみて欲しい。
他に気に入った蜻蛉のぼんぼり。名前は失念。
都知事は社殿のすぐ前の一等地にぼんぼりを出しているけど、毎年ゴミみたいなものだ。
秋吉久美子のぼんぼりとか、庵野監督のエヴァンゲリオン、安野モヨコさんの女性像、竹宮恵子は今年は頑張って美少年を描いていたかな。松岡正剛の書は去年も良かった。その他いろいろ。
岡田監督のはちょっと意味がわからない。