ぼくのように考えの軽く浅く薄い者は、日々ツイッターなどでつぶやいてしまうと、こちらに書く事柄が無くなってしまう。そもそもだいたいブログを書き始めてからは、重量級の考え事が苦手になった。ブログに不完全な形で吐露して推敲もほとんどしないまま放りだして気が済んでしまうようになったのが、ツイッターによってさらに軽くなった。
という面があるかも知れない。
また違う面もあるけれど。
しかし重量級になど考えたことがあったろうか? 無いな。
80年代だったかな、イッセー尾形の一人芝居をみて大笑いした。なぜか最近時々見て笑っている。人間の胎内にある真っ黒な空間がコワいくらい露出している。イッセー尾形が演じる人物が笑顔を見せると、たちどころにどうしたらいいかわからない不安が巻き起こり、それで笑わなきゃ耐えられないような感じになる。もともと可笑しいこととも増幅しあって笑い倍増。
彼が怒ると安心できて、笑うと不安になる。こうした奥深い(?)領域にはなかなか行けないものだよな。
「アトムおじさん」がもっとも爆発的に笑える作品だったけれど、ユーチューブに見つからなかった。面白かったらDVDなど買ってみましょう。