A「あれ?スーパー君、稼働中?」
B「スーパー君? うん。さっき」
A「ありゃー、なに計算させたん」
B「1+2+3」
A「6だろ。え?1+2+3」
B「足し算、試しに」
A「試しにって、三つも数字あるじゃん」
B「それがナニカ?」
A「おめーバカ、こないだ3+3計算させたら月曜から水曜までかかったんだぞ」
B「三日も!?」
A「ちがうよ十日だよ、一週間と三日分。あ〜あ、これ当分かかりそ〜」
B「スーパー君、何考えてるんだろうなあ〜途中」
A「何考えてこんなスーパーコンピューター作ったんだろうなあ。」
B「しかしさ、これで計算している間に、現実が先に進むだろう?」
A「そらこんだけのろけりゃ、天気予報計算してる間に、明日が先に来るわな」
B「そしたら、スーパー君があってたか、はずれてるたかわかるじゃん」
A「こんだけのろいと、なに計算させたか、あってたかはずれてたかも忘れてしまうだろ?」
B「何をシミュレーションさせても、現実の方が必ず先に{その事}に辿り着く!ってすごい」
A「スゴクねえと思うけど、、、」
B「いや、これこそ科学の進歩と調和というやつかも」
A「それって科学か?コンピュータの性能よか、逆に科学者が採点されてねえか?」
B「だってどんな偉そうなシミュレーションでもCG以上のリアリティは持たないものだろ?」
A「予報は予報。現実じゃ無いっちゅうことか?それじゃ虚しいねえ。」
B「CGをリアルだと思うほうがやばいだろ?お、1。出た1。やっと表示がここまできた!」
A「でも、人間なんてほとんど酔生夢死。半分は架空の夢想に生きてる。この頃特に風潮が「マトリックス」的突風的ファシズムっぽいというかなんというか。ん〜?計算始まるのだいぶ先っぽいにゃぁ〜(  ̄д ̄;)」
B「……なんかかわいいよなあコイツ。あんたなに計算させに来たの?」
A「猫の鼻の下にカイゼル髭の出る確率」
さて、今日(2009/11/27)と明日はメトロファルスのライブがあります。
場所は表参道FAB。来年バンド結成30周年だそうです。いまのところ29年分の「あれやこれやグルーブ」。昭和のひねくれからっ風少年たちの歌を聴きに行こう。
「予算削減反対!」とかピーチクパーチク大騒ぎで、親鳥から税金を大きく開いたくちばしに入れてもらえるのを待っている雛鳥のような科学者を見ると哀れに思えてきてしまう。とうに巣から追い出された異端の研究者たちは嗤っているかもしれない。