NHKで「地球を守る」とかいう番組をやっています。温暖化から地球を守るためには急いでやらなければならないことだそうです。
1.宇宙にミラーレンズを撒いて太陽光線を反射させる。
2.人口の雲を作って太陽光を遮る。
3.巨大な火山雲のような硫黄酸化物を作り太陽光線を遮る。
ありがとうありがとう。どれもこれも頭のいい大学の教授の案。頭のいい科学者様がわたしたちの地球のことをわざわざ考えてくれるなんて、本当に信じられないことです。それでも環境をいじくりたがるおばかさんたち。
「小規模にはじめて、もし環境に悪影響を与えることがわかったら、すぐに中止すればよい。」といいますが、途中で中止する巨大事業はありません。計画が動き出し企業が関わった時点で、「計画」は暴走し始め、行き着くところへ行き着くまで止まらないのは悲しいくらいに明白です。
地球は自分で冷やそうとしている。この頃の雨の降り方をみればわかるよねえ。
それはあと100年か200年人間の生きるためには、間に合わないかも知れない。間に合うかも知れない。
営団地下鉄日比谷線駅から歩いて4~5分の、この家の土地はおおよそ24坪。24坪の広さのあるマンションを台東区で買おうと思ったら4000万円ぐらいかかりますよ。もっとかも?土地を売って入るお金はその半分ちょっと。
うちは丸まる二階建てなので48坪の仕事場生活。これを引っ越すのは、相当遠くに行かなきゃならないことがわかってきました。土曜は横浜近辺、月曜は鎌倉からなんと!大磯まで環境を見て回りました。
結果、横浜は高い。鎌倉も高い。大磯には何もない。
自分のわがままとしては、これ以上内陸の方に行って平地・盆地の焼けつく太陽を浴びたくない。というのがあり、森とか、少しばかりの海の風を求めての範囲です。悲しいけれど贅沢でしょ?関東に住む者にとって、三浦半島の森は貴重な財産です。
東京から追い出されるんだから、それくらいのわがままは赦してね。
横浜の山手、根岸、本郷、など山の地域はとても良いところでした。細い道がくねくね、住宅でいっぱい。駅まで歩くとすれば山道を登るとか下るとか、不便だけれどもそういうのは楽しいねえ。
しかも元町という気取った街も、中華街なんていうエキゾチックな街もすぐ近く。それにスーパーもある!
昨日。鎌倉は東京からとても近い。台東区からゆっくり走っても45分で朝比奈まで行ってしまう。朝比奈は鎌倉の入り口のインターチェンジ。朝比奈から細い森の道を分け入って下っていくと鶴岡八幡宮に出ます。空いていればほんのすぐです。
これが休日になると、インターから鎌倉までクルマのすし詰め。鶴岡八幡宮から北鎌倉方面は考えるだにおそがいのでした。車をメインに使って移動を考える人には鎌倉は不向きかも。鎌倉は難攻不落の武士の町?他の地域と繋がっている道が少ない。これが環境をも守ってきたんだろうけれども、入ってきたクルマも出て行きにくい。
湘南の由比ヶ浜、稲村ヶ崎、七里ヶ浜、江ノ島、海沿いのR134も超渋滞。サーフィンを楽しむ人たちをゆっくり眺めることが出来ました。曇り空の海といえばつげ義春の漫画に胸のときめくシーンがあったねえ。
台無しなのが一度は足を洗って、お父さんになって、それでも、飽食に頭がおかしくなってチョッ管マフラーでうろつく出戻りボーソーヤロー。湘南はいつまでも田舎臭い。
大磯はスーパーが無い。
廻れば廻るほど、どこにも引っ越しようがないことを認識させられるのでした。東京の至便な土地を売っても東京はおろか横浜にも家を買えないというのはどういうことなんだ?
はぁ〜〜つくづくお金がない。めんどくさいーーというか、スポーツニュースで「それでも」という言葉を使うのやめて欲しい。