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なにか書くような気にはなれないけれども、今思い出しておかなければ何もかも忘れてしまいそうなので書き残しておこうと思う。この部屋に、ロッシフミの残したオシッコの匂いや、無理矢理口に流し込まれた不味い栄養食の匂いが残っているうちに。
しかし、匂いというのはこんなにも人の心を圧倒するもんなんだな。 ロッシフミは、妻が通っていた乗馬クラブからやってきた。二匹でクラブに持ち込まれた片割れは誰かが先に引き取ったので、いつまでも貰われずに残っていたやつだ。たくさんの馬や犬とくらしていた。 うちに来たロッシは、メガネのおじさんとおばさん、今にも倒れそうな薄暗いトタン屋の家と、細い露地、天井裏のネズミをあきらめた三匹の猫を見て何を考えたかな? つい先日、仕事場のどこかで「ロッシフミの来た頃」と書かれたアルバムが置いてあったのを見かけた。病気で寝ている猫の若い頃を懐かしむのが不謹慎なような気がして、その時は見ずにそのままにして置いたのだが、今どこを探しても見つからない。 うちに来て、2年ぐらいしてからかな?オシッコがつまるようになった。トイレで出ない。するとわざわざ人の近くにやってきて気張る。寝ていると枕元で気張っていたこともあった。 結石が詰まっている事もあったが、尿道が狭くて普通なら詰まらない位の石が堆積するらしい。 ロッシフミはこの頃から、動物病院のお得意さんになっていった。尿道にカテーテルを入れるのは、相当痛かったと思う。なんどかそういう痛い目をみさせた後で、チンチンを切ってもらった。 控えめに切ったせいでかまだ詰まることがあったので、二度目の手術をしたら、これは完璧だった。以後、オシッコが詰まって困ることはなくなった。 けれども、こんどは大便が直腸のところで丸まる癖があって、便秘になる。ウンチが出なくてトイレで気張る。トイレでダメなら枕の上、布団の上、机の上、押入の中。足触りの良いところならどこでも気張った。そして時々石ころのように乾いた固まりを発見するのだった。あまり出ないと、これも行きつけの医者にほじくり出して貰うのだった。そんなこんな、動物病院で人気のロッチーなのだった。 それがきっかけなのか、なにか不満があるとロッシフミは、人の枕元でオシッコをするという特技を体得した。コワイコワイ。眠っていて、フト目を開けるとロッシフミが気張っている。 ロッシフミはコタツの王だった。彼が来るまでコタツを独占していたミノル女王の逆鱗に触れてまでも、コタツの中で寝ることを好んだ。角の足の外側に移動してまでも、コタツの中にいることを望んでいた。今にコタツが出ている季節、ロッシフミを見かけることはあまり無かったかも。 気まぐれで、ぼくの脇の中で丸まって寝ることもあった。 また、ロッシフミはジャンプの第1人者でもあった。他の猫が、階段から→食器棚→テーブルへと飛んだりして渡るのを逆ルートで飛び上がるのは彼だけだった。 機嫌のいいときに、ぼくが胸をとんとんと叩くと飛びついてきた。こんな事をしたのを彼だけだった。去年の晩秋くらいからそれをしなくなっていたのは、その頃からなにか具合が悪くなっていたのかも知れない。 また、ロッシフミ君はニョ〜〜〜と鳴いていました。 ぼくの前に来て、ご飯を出せとねだる。そしてニョ〜〜〜と言い始めて、ついあくびをしてしまうのが癖だった。ご飯を出すとたいてい食べない。好みがうるさすぎる。 鼻先が長くて口がちょっぴりおちょぼな感じ。つい先日亡くなられた高松英郎さんに似た感じだと、ぼくはずっと思っていた。「柔道一直線」の車周作役意外あまり知らないが、笑顔の良い俳優だった。 高松秀郎さんのご冥福をお祈りします。 今朝、妻が見ていて「すごく具合が悪そう。」と、言っていた。自力で水も飲まなくなってから3〜4日。その前からすでに舐める程度で、飲むというほど飲んでなかったので、メダカを干したような体型になっていた。 昨晩、突然立ち上がって元気に歩いてくるロッシフミの夢を見たので、もう一度そうなるものと思っていた。 この頃は鳴く元気もなくて、撫でるとゴロロロロロと音を出した。元気な頃はゴロゴロと気持ちよさそうに甘えるのが苦手だったのだが、そういうのとは違う音なのか? 水を口の横から差し込んでやると「うが」と嗚咽する。喉が渇いてくっついているのかも知れない。その次からはごくり、ごくり、と何度か飲み込んでくれる。 昨日までは、よろよろと1メートルも歩いてゲージの部屋に帰ったりも出来たが、今日はコタツの横にもたれかけてやったら、転がったまま慌てていた。オシッコ臭いので裏返して足の裏などを拭いてやったら、「ナ〜〜〜」と鳴いた。相当嫌だったんだろう。 匂いが臭くない方がいいだろうと思うのは、人間のただの思い上がりなのか。ぼくが聞いたロッシフミの鳴き声はそれが最後だった。 すこし様態が良いようにも見えたので、夕方、医者で輸液してもらうために持ち上げたらけいれんを起こして、そのまま少し苦しんで死んでしまった。 ぼくは車を取りに行っていたので死にめにあえなかった。息が無くなってから、二度くらい戻ってきたそうだ。撫でていたら戻ってきたそうだが、それも終わったそうだ。ひとりで看取るのはつらかっただろうと思う。 車を置いて戻ってきて何度も撫でてやった。まだ柔らかくて暖かい。平和な顔つきで、まだ何かすれば何とかなるのではないかと思われた。 何も食べなくなって二週間ぐらい。医者に見せたら骨髄液が流れ出してしまっていると言う。白血病。尿道を悪くした頃から腎臓も悪いのはわかっていたのだが。 ロッシフミは、2年ほど前のちょうど同じ季節にも、急にガリガリになったことがあり、その時は一週間ほど入院した。外で毒でも食らわされたかと思った。その後、栄養食を無理矢理食べさせているうちに回復してくれた。 ロッシフミがうちに来たときには、すでにリクドウ(牡)、ミノル(牝)、あきつけ(牡)がいて、下にはハルコ(牝)、コトブキ(牝)が来た。うちの猫は伝統なのか?それぞれがまるで仲が良くない。けれどもロッシフミはどれを嫌うというようなことはなく、一番優しい性格だった。特にコトブキが来たときにも、毛嫌いせずに最初から受け入れていた。 リクドウは特にロッシフミをいじめていたように思う。それは外にサスケという、同じトラ柄のライバル猫がいて、それと勘違いされていたというのもあるかも知れない。一緒に外に出してやると、大騒動のケンカになることが多かったので、別々に出すようにした。 (リクドウは白黒猫にはあまり手を出さないが、縞の猫にはかなり怒るのだ。) 一度、道を渡った駐車場をカモシカのように飛び跳ねて走るロッシを見て、優美な動物を感じたことがある。 昨日まで寝ていたところで、息をするものがない。 もう苦しんでいる猫はいない。 猫のおしっこの匂いが、今も濃く包むのに、 それの主は完全に消えていこうとしている。 いまは箱の中で、元気なときと同じような形で寝ている。 喉の辺りで今にも呼吸しなおしそう。 明日埋めてしまうのは、惜しいような気がする。 また目が覚めてニョ〜〜と甘えにくるような気がする。 愛というのは不思議なもので、こんな事になってみると どの猫も同じように平等に愛していたんだということが実感される。 どれかを贔屓して愛するなんていうことは、家族に対しては出来ないことなんだな。 ぼくと妻が夕方、外出する用意をするだけで、ロッシフミは恐がっていた。医者に連れて行かれるんだと、いつも思っていたと思う。まあたいてい一緒に出掛けるときはそんなときなんだけど。 行きはガクガク震えることもあった。帰りにはけろりとしてカゴから顔を出して、車の窓から外を眺めている。見ているのか、ただぼんやりしているのかわからない。助手席の窓から見ている。車の振動にユラユラ揺れる後頭部がかわいらしいかった。そのかわいらしい後頭部の真ん中を撫でられるのが、ロッシフミ君は好きだった。 土手通りを曲がって、うちに入る細い路地を見つけると「にょ〜〜」と、鳴いたものだった。 枯 露 地 に 帰 り て 揺 れ し 頭 か な 猫 ゆ き て 露 地 に 薫 風 満 ち い た ら じ や (谷ロッシフミ 6歳永眠) 翌日、妻の実家の花の庭へ埋葬。スーパービバホームで鏡を買って帰る。
by magari_tumuzi
| 2007-03-04 00:31
| その他いろいろ
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Comments(8)
Commented
by
katana
at 2007-03-05 22:29
x
久しぶりに覗いて見ればなんとも悲しいお知らせ(泣)
ろっちくんの御冥福をお祈りいたします。
0
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by
mayugeee3 at 2007-03-05 23:46
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by
magari_tumuzi at 2007-03-06 03:30
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by
magari_tumuzi at 2007-03-06 03:33
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by
ayumi
at 2007-03-06 12:44
x
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by
katana
at 2007-03-06 15:33
x
正月に一度スノボ行きましたよ
雪質が悪いから先延ばししてたら大刀のレストアの為の 部品買いまくって結局行けずじまいです 給料安いので仕方ないですが今は食うのには困りません ソースカツ不味いって言ってるんで今度は大盛り出してやる! そういえば奥様には随分と会ってないです ろっちくんのことであまり気を落とさずにとお伝えください
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magari_tumuzi at 2007-03-06 22:26
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magari_tumuzi at 2007-03-06 22:28
部品買いまくって、バリバリの行き過ぎたカスタムになりそうだねえ。何事もほどほどにしようね、盛りつけもね!
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