日本シリーズの試合が長引いて、ユースサッカーの日本対中国の放送が始まらない。野球をやっていないBS-Japanもスケジュールを合わせているようで、なにやら大量に移動するカニのハイビジョン番組を埋め合わせに放送したりしている。このカニの大移動の生態というヤツ、以前NHKのハイビジョンで見た記憶がある。
どこの放送局も同じようなのを撮りに行ってるんだなぁ。日本人テレビクルーも珍奇な現象目指して大移動するのよね。しなくちゃね。
野球も日本シリーズになると、どうしてか真剣度がいつもにも増しているような感じがする。選手選手に鬼気迫るモノを感じる。そうするとついつい見ちゃうのが人の情け。
真剣度が増すと試合時間もうなぎ登り。試合時間が長くなれど、だれた感じはないので面白い。一挙手一投足が殺気立っている。「ほー野球選手もなかなかいいやん」という瞬間ですよネエ。
でも、攻守交代の時にCMが入るからチャンネル変えちゃう。
すると「ミラクル」って言いながらほほえむ、若い外国のマジシャンの番組をやっていた。それが、もうまったく種がわからない。種がわからないというか、どうなっているのかすらわからない。この頃の奇術というか魔術はほんとすごいね。
でもこれってホントに奇術なの?魔術師ナンタラという役の外人と、垢抜けない脇役ばかりが出る特撮ドラマなんじゃないの?そんなふうに思ったりした。そういえば質感が「トリック」と同じだ。
「ドーンとこい!」の阿部ちゃん、出てこい。
その他ロンドンブーツ1号2号の出ているバラエティー番組。菱形の顔の巨大胸姉妹が出ていた。何につけあの人達は無理すぎる。「ムリムリ」ってこの頃の人はよく言うけれど、あれほど無理な人はいないよね。無理っちゅうのはどこが無理だかわからんから無理っちゅうことなんだな。なんでしょーねー、無理が祟ってあんな胸になっちゃったみたいな。毒のせいでテカリが倍増みたいな。どんだけ下唇が割れていても、ぼくには一生関係ない世界です。
ところで、ピッチャーの投げた球種って、瞬時にTV画面に出ることがあります。
今日は出てなかったかも知れませんが、昨日は出ていました。キャッチャーミットに「パスっ」と収まった音とほぼ同時に「チェンジアップ/120km」とか「ストレート/148km」とか出るんです。球の速さは機械で計れるけれど球種はどうなってるんでしょう?速押しでしょうか?
ひょっとして5秒ほどディレイ(録画)状態で放送しているのかも?って疑問に思ったりしませんか?とすると、これも一種のミラクル特撮ドラマの一種ってことになるのかな?いえいえ、ただテロップを入れてるだけですね。へえへえごもっとも。
で、審判は誰に向かって「ストライク」って言ってるの?
「ボール」って言わなくていいの?
というわけで1時間50分遅れでサッカーを見てるんです。
なんか録画っつーのはやっぱり今ひとつ盛り上がらないナー。