先々月?軽井沢でのミーティングの帰りに繋がらなくなって、とても往生したクラッチの改善をお願いしに所沢のモト・モテッキ工場に行ってきた。
本当はフロントのフォークオイル滲みの具合を見て貰うのが第一だったのだが、クラッチの具合がひどすぎた。ブレンボのラジアル・ポンプ式に交換してから若干の改善はみられたもののやっぱり切りきれていない感じがする。クラッチを全部握り込んでいても、ギアを入れるとグイグイグイっと前に進む力が伝わって来ちゃう。この状態で無理矢理ブレーキをかけているとエンストする。当たり前だけど。だから信号で停まるのがコワイの。
2万5千キロ乗ったクラッチの板も交換。DUCATIのクラッチは乾式なので熱の影響を受けやすく変な癖をつけるとジャダーという状態になったりする。本来の性能を発揮すれば、スパッと切れてバシッと繋がるこの上なく気分のいいクラッチなのだ。
いろいろやってもらったけれども、どうも原因は押し出すピストン側にあるようで、熱を持つとキャシャキャシャと不快な摩擦音が出てくる。これがニュートラルに入れてクラッチレバーを放した状態でも出ることがあるのでイヤな感じ。回転を上げると消える。どういうことなんだろう?
とりあえず、クラッチのカバー(カバーにクラッチを押すピストンが付いている)に穴を開けて風通しを良くして、熱の影響を最小にしてみようと思う。
昨日はクラッチだけで半日も費やしてもらったあげく、最後にフロントフォークもやっつけてくださったモテッキさんに感謝。フォークの様子をチェックするの忘れてた。後で見てみよう。
そんなこんなでつぶれていく連休なのであった。