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車検から戻ってきたXT500でお買い物。新品タイヤのミシュランのグリップは感じがいい。ミシュランは新品だとタイヤからバリがたくさん出ていて、タワシのようです。真ん中のところはすぐに擦れて無くなりますが、サイドはバイクを寝かさないと取れません。直線ばかりを走っていたり、コーナリングでバイクを寝かさないように走っているとバリは残ったままです。
いつまでもサイドの髭を残したままだと、ヘタッピイみたいでなんとなく気恥ずかしいのです。 まあそんなことよりぼくの場合、安全運転第一なんです。髭は残っている方がカッコイイような気がして、ニッパーでカットしたりしません。 今日はドイツグランプリでした。ワ−ルドカップの終わったドイツでのmotoGPクラスは、予選11番手スタートのイタリア人、ヴァレンティーノ・ロッシが優勝。最初から最後まで目を離せない手に汗握る展開。 ロッシのライバル達、HONDAのマシンは直線が速いので長い直線で追いつかれちゃう。その不利を曲線の続くセクションと、ブレーキを遅らせることで挽回するんです。手首骨折の病み上がりなのに絶妙なブレーキング。どうやって握ってるんだ? とにかくラスト2周の駆け引きと抜きつ抜かれつは見なきゃ損です。ファンタスティックっていうのはこのレースのこと?ウィニングランのロッシはアズーリのユニを革つなぎの上に着用。 背番号23って、マテラッツィかよ!? 予選4番手だった中野選手は6位入賞。もうちょっとだったね。ガンバレ。 買い物は缶スプレー。テレキャスターに何色を塗るか?スプレーコーナーで30分悩みました。今もまだ悩んでいます。結局黒色は買わなかった。また、赤系になるの?バーガンディーなんて良くないかな? * * * 七月十七日。どしゃ降り。屋根を叩く雨粒の音がやかましい。音楽などかけても大して聞けないので、網戸から軒に当たる水滴の音を楽しむ。雨にけぶる竹ノ内街道を車が走る。裏の丘から鉄砲水になって走ってきた流れが、玄関のコンクリートに広がって坂を流れて落ちていく。犬のシロは土間で呑気に眠っている。 珍しく昼間から畳が持ち上がり、大男が踏んで歩くような音が方々で響く。パタと足音がやんで雨音ばかりになった。居間の畳を見ると足跡が無数に付いていて、触ってみると接着剤のようにネバネバしている。やー、これは気をつけないとゴキブリホイホイのような有様になるぞ。 「誰も来なきゃいいんだけどね。」 と思う途端、ガタガタと破りそうないきおいでガラス戸を叩く音。出てみると山伏姿のミノルゴさんがつれを連れている。 「遅くなった。」と言う。 いつからの話か?と思ったが口には出さず 「ああ、どうも。いつ来られるのかと思ってました。」 「ささ、中へ。」と、自分の家のように連れの山伏を招き入れて、居間へあがろうとする。「そっちは…」と説明する間もなく「稲沢さん、こちら荒水(こうすい)さんと言って、儂の師である。最近は大峰山から蔵王堂に降りられておる先達や。君のことを話したら、興味を持って下されてな、今日こうして来て貰っ、お、」 「う!」 と言うなり声が聞こえなくなった。居間へ行くとふたりとも畳に固定され、寝ころんだまま身動きできなくなっている。仰向けに転んでいるミノルゴさんは髪の毛を取られて、頭が動かせなくなって哀れな格好だ。 「これは、なんの…」 「だから」と言いかけた時、表に集団が立ち止まる気配。無言で威圧するようなただならぬ雰囲気。 「出てみなさい。」と荒水さんが俯せで言う。 ガラス戸を開けると十人ほど円筒形の籠を被ったような着物の連中が立っている。時代劇でときどき見かける虚無僧というやつだ。 一番手前のリーダー?が「失礼つかまつる。」と、時代劇の台詞のように言い放ち勝手にぞろぞろ中に入っていった。全員が入っていってしまうとツム児君が葡萄を持って立っている。 「今日はやめとくわ。これ持ってきたから」 「そうだね。」といいながら葡萄を受け取った。 居間に戻ると、虚無僧、山伏、組んずほぐれつ全員で畳にへばりついてうごめいている。 「ダメだぁ〜」と、ミノルゴさん。あきらめに似たつぶやき。 ブ、ブオォーーーーーー! 荒水さんが法螺貝をやっとの事で手に取り吹き鳴らす。それに応えるようにミノルゴさんも鳴らす。 ふたつの法螺貝が共鳴しあう。 ブオーーーウオーーーーウオーーーーウオーーーー 押し寄せる音の津浪。部屋中が鳴って地層のように漂っていた気が活性化する。さすが先達。 すると、虚無僧も負けちゃいられない。全員尺八を手に取ると、一斉に吹きはじめた。 フゥフォオオフォフォフォオ〜〜〜フォォ〜〜〜〜フォォ〜〜〜〜 山伏も負けずに ブオーーーウオーーーーウオーーーーウオーーーーウォーーーー フゥフォオオフォフォフォオ〜〜〜フォォ〜〜〜〜フォォ〜〜〜〜 ブオーーーウオーーーーウオーーーーウオーーーーウォーーーー フゥフォオオフォフォフォオ〜〜〜フォォ〜〜〜〜フォォ〜〜〜〜 ブオーーーウオーーーーウオーーーーウオーーーーウォーーーー もの凄い事になってきた。見えない気が激流となって部屋中を逆巻いている。耳から入った響震が脳天をかき混ぜる。 荒水さんのおでこの血管が浮き上がり、全身が汗みずくになる。俯せのまま法螺貝を吹くのはきつそうだ。虚無僧は虚無僧笠をかむっているのでどういう表情かわからない。ミノルゴさんはとにかく吹けるだけ吹いている。 妙なことに山伏対虚無僧という感じになってきた。荒水さんが一段と吹き上げれば、虚無僧もさらに呼吸を激しくする。ガラスがガタガタ震えて今にも破裂しかけている。天井から畳から超低周波に震え家中が共鳴しはじめる。 ドン!と天井がひしゃげるような感じがして部屋の中に雲が湧いた。と雷鳴。稲妻がビシッと畳に落ちると、粘着が一時的に剥がれて荒水さんとミノルゴさんが立ち上がる。法螺貝を持ち直してもう一度吹くかと思ったら、走って逃げていった。すると笑い声がわき上がった。虚無僧が尺八をくわえながらケラケラ笑っている。 なんだ、虚無僧も威しの一味か。ごろごろ寝ころんだまま笑っている。なんだかぼくも笑えてきた。 虚無僧はそのまま尺八を吹いたり念仏を唱えたりめいめい勝手に遊んでいて、ちっとも消える気配がないのでそのままにして寝た。夜半に雨が上がり、蛙の鳴き声が涼しい風と共に窓から流れ込んだ。 家中を奮わせたせいか気が入れ替わったような、新鮮な感じのなか眠りについた。 http://www.borgnan.co.jp/kyouya/cgi-bin/item.cgi?item_id=b7777&ctg_id=kasa&page=1
by magari_tumuzi
| 2006-07-17 01:33
| 七月のにぎやかな客人
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Comments(2)
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by
提督
at 2006-07-17 20:02
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昔、ジェフ・ベックを見たとき、まっきっきだったか、緑だったかは忘れたけど、いかにもヤングな色のテレキャスを弾いていたのがかっこよかったです。すごく新品臭くてイカスなあ…って思った。ひげ面で疲れた顔で、疲れたギターを弾いているブルースギタリストよりイカス。
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by
magari_tumuzi at 2006-07-17 21:40
新品が似合うのって、ピチピチの若いおネエちゃんと、本物のギタリストだけだよな。
その他のいろいろな人は中古を持つのがちょうどいくないっすか?
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