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6時起床。とりあえずコーヒーを淹れてパンを食べる。それからテントを片づける。隣人の松浦君も片づけている。 西表行きのフェリーは9時30分発。エータロー氏が、ゴミ拾いの散歩に来て、ついでに朝のおしゃべり。8時半頃まで話をして記念写真を撮り、米原を後にした。 9時に波止場で乗船券を買い、フェリーに乗り込む。岩礁の合間を縫うように航路がつくられていて、青いブイと赤いブイの間をゆるゆると船は進んでいく。竹富島の周辺は特に遠浅になっていて、水草の群生だかリーフだかが時々透けて見える。 いつの間にか眠る。2時間ほどかかって西表島に到着。西表島の上にだけ大きな雲がある。SUNNTOの表示では36℃。暑い。暑い。やたら暑い。松浦君も今日から西表組。彼は「星砂の浜にキャンプ場がある」といい、そちらを目指すようだった。ぼくはとりあえず南風見田(はえみだ)の浜を目指す。大原港から島づたいに左廻りに進む。道の脇の茂みから突然大きな鳥などが飛び立ったりして肝を冷やす。那覇で見た映画「ジュラシックパーク」の風景。山の麓を開墾していて、むき出しになった赤い土の空間が痛々しい。 ダートのようになって道が行きどまる。そこが南風見田。アメリカンクラッカーを耳元でカチカチやられてるときのように暑い。うるさ暑い。日陰に入らないとどうしようもないぐらい暑い。 そして浜にはだ〜れもいない。と、思うのは早合点で、バイクを降りて浜辺づたいに少し行くと茂みの中から声が聞こえる。小さな川が、海にせり出た山から流れ落ちている。その木陰の小さな滝壺でキャンパーが水浴びをして遊んでいる。 「キャンプしてる人、何人かいるの?」 と聞くと 「浜沿いに500メートルぐらい先にひとり、その先にも何人か。」 という。完全に引きこもり状態なキャンプ?というか、孤独を愛する冒険家の野営地。いろんな旅行の形態があって当然だよね。水浴びをしていたふたりは、東京から来て今回が3度目だと言っていた。やけになまっちろい肌が怪しかったが、まあソレ?もありだろう。 「ここの浜は珊瑚はあるの?」と聞くと 「去年、農地改良とかで薬品を撒いたので珊瑚が全滅した。」と言っていた。 「でも、数年でまたもとにもどるだろう。」とも。 地元の人はたくましい。「全滅」などと聞くと都会人は目がつり上がっちゃうけど、環境が前のままなら、そのうち元に戻るのが自然の力なのだろう。前のままならね。 沢の水は少し茶色いが、ここらでキャンプする人はみんなここに汲みに来るそうだ。 忘勿石。何と読むかわからないけど、浜辺沿いに少し戻ったところに小さな入り江があり、そこにひっそりと石碑。ここでキャンプとも思ったけれども、さすがにさみしい。珊瑚も死んでると云う話なので、星砂の浜を目指してみるかな。 暑い中ヘルメットを被るのは、むさ苦しいが仕方がない。今度は西表島を右回りに海づたいに走る。サキシマスオウの群生地に行くと、おにいさんたちが出てきて「今日は見られない。豊年祭だから」と言う。いろんな場所が霊地になっている。豊年祭は4時からだというので見たい気もした。 またヘルメットを被る。そして走る。西表温泉。周囲をリゾートにしようとしきりにショベルカーなどで森を切り開き穴を掘り開発中。受付の自動ドアーを中へ入ると涼しい。入湯料1200円。ムチャ高だが、温泉研究の一環なので入ってみる。結論、なかなか良いお湯。どこからかたまに柑橘系の良い匂いがする。風呂にはひとりだったが、ふろその外で子供や家族の声が聞こえる。プールでもあるのかな?無料のゴーヤ茶がのどに浸みた。 ドードー汗をかきながらヘルメット。バイクで走る。ずっと気持ちよいきれいな舗装のワインディングだが、飛ばす気にはなれない。島の外観は急な山が立ち上がっていて、もこもこの茂みや緑の濃い森に覆われて、どこの山々にも似ていない。やっぱり、ジュラシックパークのロケ地のコスタリカなどに似ているような気がする。 山と森の恵みなのか、河が多く、マングローブが茂っている。道はそこら中でキレイに工事中。西表野生生物保護センターもお休み。ヘルメットを脱がなくて済んだ。 星砂の浜の「ほしずな亭」にてキャンプ代を払う。シャワー300円。キャンプ二日分600円。 浜辺に降りる。今まで見た沖縄の浜辺の中で一番賑わっている。家族連れや、なによりもほとんどはじめて目撃する若い水着の女の子。高校男子。キャンパー。ほんとに「ちゅうらさん」の沖縄ブームなんだろうか?テントを丘の上の方に張る。松浦君も来て、となりに張った。それからひと泳ぎ。 潮が満ちてくる時間帯なのでか、水がすごく濁っていて温かい。泳いでも泳いでも珊瑚の死骸ばかり。ボキボキに折れたトウモロコシの芯のようなのばかりが散乱している。そこに星砂が降りかかって積もっている。なんだかもうここでは泳ぎたくない、暗い気持ちになった。 キャンプの洗い場で女の子が「イルカと泳いだ。」と感動して話していた。 黒 牛 の 休 む 日 影 の 黒 さ か な 黒い牛が怒ったり、応えたりしてしばらく鳴いている。6時を過ぎてからの夕日の照りが厳しい。インスタントラーメンを買った。昨日から、バイクの前を走って逃げる鳥をしばしば見かける。鶴のような鷺のような鳥。藪から出てきて、道を横切るかと思うと、きりっと曲がって追っかけられるように逃げて行くから余計に危ない。それは「クイナ」という鳥だそうだ。日が暮れるといつの間にか星がものすごいことになっている。満天の空。 松の木の下にテントを張ったので、テントからはよく見えない。ヤニが降らなければよいが…。飯を炊いてラーメンライスを食べる。西表の海にはがっかりした。 黒 牛 の い な い 真 昼 の 白 さ か な
by magari_tumuzi
| 2006-07-01 15:01
| 2001夏.沖縄行XT500
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