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名前のわからない花が咲いている。車庫の前の歩道の影に咲いている。白い小さな花が集まって垂れている。これがとても良い匂いを漂わせていて、いつも通り過ぎてから匂いを辿って数歩後戻る。
花の匂いはどこから流れているのかわからないことがある。半径10メートルほどをうろうろしてもそれらしき花が見つからないことがある。そうこうするうちに匂いは儚くなって、ついに失ってしまう。 そういうとき出会えなかった美人と別れるような切ない感情が胸を横切っていくのだ。「あらかじめ失われた楽園」から遠ざかってゆく船で、いつまでも紙テープを離さないでいるような気分だ。 まあ、そんなところ。花の名前はわからない。明日写真を撮ってこよう。 美人といったらヒロコ・グレースです。芸人といったら江頭2:50です。 アクションといったらスパイキャッチャーJ3。エレキといったらストラトキャスターですね。 最も印象に残っているTV番組は「巨泉のスター百面相」。怪奇とエロスをないまぜにしたドキドキする番組でした。 さて、チャットレディ。チャトレとかパフォとか云うらしい。意味が違っていたら御免よ。 午前中はもぬけの空。午後すぎから現れてきて、夜になると百花繚乱。光通信なのにブラウザに全員を表示するのに時間がかかる。金曜の夜と云うことで特に盛況なんだろうか。どの女の子の写真にも「完全2ショット中」とか「ライブショー中」とかの札がかかっていて「ただ見」の身分では入っていけない。 いくつか検索して、地味めな所を選んでみた。「チャット・スターレス」。安いブルーの背景がまるで色気を感じさせない。というか所々汚れているような配色になっていて暗くて凶々しい感じすらする。そして毒々しいピンクの趣味の悪いバラのイラスト。楳図かずおのニセモノのようなロゴ。 でも、サービスは良いらしい。まてよ、騙されて妙な請求が来てはまずいので、ここは慎重に…。 「女の子5000人登録」「チャット1ポイント2分」は他と似たようなものだ。ただ「新規登録会員1時間無料。チェンジお気遣い無く」というところが他より抜きん出ている。会員登録はフリーメールアドレスでインチキ登録。早速ログイン。 画面はさっきと同じようだが、裏側から見ているような彩度のない感じ。磨りガラスに印刷したような反射。女の子の写真はまあまあだ。プリクラで撮影したような解像度なので不鮮明なのは仕方がない。 ひとりめを見てみる。何せログインして1時間のサービスだから見られるだけ見ないとね。 「ひとりめクリック」 10×6センチぐらいの小窓が開く。待機画面から生映像に切り替わる。女が眠っている。ピンクのクッションかベッドカバーに半分埋もれて眠っている。だらしなく股を開いているがカメラの角度が悪く、パンティーは上手い具合に隠されてる。ピンクの布に割り箸のような棒が、突っつくように動いている。上の方が写っていないので何だかよくわからない。しばらく女を見ていたが寝返りも打たないので次へ。 「ふたりめクリック」 メニュー用写真の通り胸が大きい。画面いっぱいに寄せてアピールしている。喉より下の映像。大きく開いたシャツの首廻りを握ってぐぃと広げようとする。もう少し広げれば乳首まで覗けそうだったけれども、そこがプロの技、ぎりぎりで覗けない。アピールを続ける女の後ろに3本瓶が置いてあるのが気になった。新手のシャンプーとか?凝った作りの瓶で、自宅バイトの生活感が滲み出てきて嫌な感じになった。 「三人目」 クリックしない。メニューの写真の格好がジャンパースカートで、この格好の女に一度恐い思いをさせられた記憶が蘇った。恐山でのことである。その女とはまず関係ないはずだけれども窓を開けるのはやめた。 「4人目・2ショット中」 「5人目クリック」 ウェブカメラの具合が悪く画像が非常にくらい。女が『リング』の貞子のようにぼやけて見え、気味が悪いので次へ。女の前を細かいものが横切った。細くて固そうなものに見えたが、犬でも飼っているのだろうか? 「6人目?」 メニュー写真が真っ黒なのでパス。なんか変だよな。管理人ちゃんとしてくれよ。無料時間だからこんなもんなのか? 「7人目クリック」 後頭部が大きく映っている。下を向いているのか、カメラが俯瞰になってるのかよくわからない。髪の毛が画面にいっぱい揺れている。時々カメラに髪が当たるので影で暗くなる。不快な映像なのでチェンジした瞬間こっちを向いた。眼がぼくを見たような気がした。一瞬だけれども眼とまぶたの間から何かが出ているように見えた。気になったので戻ってもう一度「7人目をクリック」。 いなくなっている。カメラに紗が掛けてあるのか、ぼやけて何も映っていない。席を外したのかな?初めてチャットで文字を打ってみた。「おーい。エビバリホーム」。映画シャイニングで、ハロランさんが少年の家族を助けに豪雪の中をホテルまで助けに来て、「誰かいないか?」と叫んだ場面をパロってみた。返事はない。画面の右下に木製の糸巻きのようなのが写っている。小刻みに震えている。ひとりめの寝ている女の「割り箸」を思い出した。関係あるわきゃないよねー。 「8人目・2ショット中」 「9人目クリック」 ジャンパースカートを履いた女。顔が見えないようにして座っている。気味が悪いのですぐにチェンジ。 「10人目クリック」 横顔の女。見た感じの髪型。 気になって「7人目」に戻ってみる。再び髪の毛の映像。髪が揺れて肩のあたりが少しのぞいた。濃い紫の紐! 「9人目」、ジャンパースカートの女に戻る。が、ひとりめの画面になっている。だらしなく眠ったままだ。眠っている女の脇に3本化粧瓶が置いてある。瓶? 何人目だっけ? 「4人目の2ショットが終わっていたのでクリック」 眼の映像。片目。まばたき。まぶたを閉じるたびに、眼球との隙間から何か緑色のものがはみ出そうになるがすぐに引っ込んでしまう。相手に見られずに、じっと相手の目をのぞき込めるというのは、とてもエロティックな経験で、ゾクゾクするのと同時に、何かがひっかかっているのか、取れかかっているのか。あれ、緑の薄いもの、なんだろう?気になってしばらく見ていたら時間を結構使ってしまった。 「ふたりめに戻ってクリック」 後ろの方で物音がするので振り返る。鉛筆で板を軽く弾くような音。窓と壁。カーテンが小さく揺れているのはいつものすきま風。 女は首の下あたりをかきむしっている。シャツを下げようとしているように見えたのが、かきむしっているのでみみず腫れになってきている。なんせ小さな画面の荒れた画素の中の出来事なので何をやっているんだかわからない。チャットをしてみる。 「ダイジョービー★どーかしたっぽい(¥△¥;)にゃ〜?」 女は、チャットなんか出来るはずがない。急に引きずられていって画面から消えた。首になにか錆びた大きな釣り針のようなものが刺さっているように見えた。気分が悪くなってきた。 「ひとりめ」に戻ってみる。眠っている女がふたりになっている。画面端に瓶が見切れている。『ETOI…』ラベルが少し読める。見覚えがある瓶だった。 女の寝ころんでいる柔らかい身体の稜線の上を素速く小さな固い物が2度往復した。あれ? おそるおそる「9人目」を再訪。 モニターに新しい小窓が開いて文字が出てくる。チャット文字の小窓。 「エビバリホーム?」こちらからチャットし始めないのにチャット開始は「あり」なのか? 背後で瓶の転がる音。びっくりして振り返ると鈍い音を立てて瓶が転がってくる。『ETOILES』。15年ほど前にフランスで買って使わずに忘れていた香水瓶。 モニターを見ると小窓からジャンパースカートの女が見ている。胸より上の映像。キーボードを操作しているような腕の動き。スカートの色が濃い紫。黒髪の被さった顔。まばたきをする度に緑色の何かが滴る。画像が悪くてよく見えない。チャット窓に文字が一文字づつ現れる。 「ダイジョービー★どーかしたっぽい(¥△¥;)にゃ〜?」 喉のあたりに冷たく鋭利な感覚が走った。ぼくの喉で金色のライオンがたてがみを振り回したような感じ。冷たいビールを一杯。 カタカタと音をたててカーテンの後ろからオドラデクが走ってきた。ずいぶん見なかったが、彼(?)は少し遠出をしていたようだ。ぼくのラップトップにしばらく寄っかかっていた。モニターが倒れるので、迷惑そうな目で彼を見ると、「オドラデク」と声のような音を出した。 疲れていたのか見えないところへ入り、すぐに寝息をたてた。オドラデクはこの家の「主」である。いつからいるのか知らない。ぼくらが後から住み着いたのだから、虫のように退治することもできないし、とうてい捕まるような相手でもない。それにいたって清潔で、世話がやけたり害があるわけでもない。 話をしたことはないが、時々勝手口にに立っていることがある。 「ごきげんよう」と言ったらカサカサと音をたてた。それは気分の良さの表現のように思えた。猫に追いかけられて糸がほつれていることがあるが、彼自身はあまり気にしていないようだ。 ここまでイタヅラを書いてふと思い出した。 今さら何を書いても時代遅れ。先駆者はもう見えないところを走っているのよ。あな恥ずかしや。 「コワイケドトカナキャシヌカラガンバリマス」 いとうせいこう(ノーライフキング)
by magari_tumuzi
| 2006-05-13 03:06
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Comments(4)
無修正のDVDを買ってみました
即納だし高画質だし良かったですよ
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無修正のDVDを買ってみました
即納だし高画質だし良かったですよ
Commented
by
magari_tumuzi at 2006-05-13 11:07
ぼくも愛を込めて★イエ〜イ!
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