CATVを見ていると新番組「ゴッサム」(バットマンの活躍する街、ゴッサムシティーのことだと思う)まで語尾上げで宣伝している。「ごっさむ↑」。まるで関西なまりの「ごっつうさむい」を縮めたみたい。野暮ったい。昔、道路に「50高中」とそこらじゅうに書いてあった。なんと読むわからない。
高中正義の名前は「こうちゅう」とは読まない。「タカナカ」。もちろん語尾上げにもしません。語尾上げにするとなぜかTV実写版の「忍者ハットリくん」で、花岡実太先生が「はなをかずった、ではありません。」といつも言っていたのを思い出す。
あの俳優好きだったな。なにやかや。
1978とか79年とかの頃に買ったレコードのことは忘れにくい。
クルクル廻る海苔のような色の円盤の端っこに針をそっと乗せる。ボソッと音を立てて乗っかると、たわんだ円盤をなだらかに上下しつつ溝に沿って真ん中に吸い込まれていく。
そりゃあもうなんども聴き返したし、リーフレットと呼ばれる歌詞カードと首っ引きで音楽にのめり込んでいるのに、片面が終わる15分から20分ごとにレコード盤は裏返さなくちゃ次の曲に進まなくなる。
今思い出すよく聴いたレコードは、はっぴいえんど「風街浪漫」、ロキシーミュージック「サイレン」、ピンクフロイド「炎」、あがた森魚「日本少年」、サディスティック・ミカバンド「黒船」。大瀧詠一のソロとか、あとデビッド・ボウイ、ブライアン・イーノ。パンクはセックスピストルズ以外はほとんど聴かなかった。
あれ?ストラトの音について書こうとしてたのに変な流れになった。
↓これはストラトキャスターではないけれども、、、、
高中正義はストラトキャスターの世界中見ても希な名手だと思う。(桐島かれんはきれいだなー!ただ立っている姿だけで見惚れてしまうな!)「四季頌歌」のリードとか、「どんたく」のリズムを刻むあれとかとかとか。そのストラトを抱えておどけているジャケットの
「TAKANAKA」がすごく好きだったが、友人たちに見せるとみんなちょっと引いていた。
その'80年代、某レコード会社のエレベーター出口で高中正義氏とすれ違った。忌野清志郎とも別なエレベーターですれ違ったことがある。どっちも憧れのスターだったのですごく緊張した。そしてどっちも髪の毛をおろしていたので瞬間気がつかなかった。
ひと呼吸置いて「(;゚ロ゚)ハッ.!」と気がつきたじろいだのを覚えている。
なんだかのっけから話が逸れて、戻すのも面倒だから今日はこれでおしまい。