現行型フィアット500の基本のタイヤサイズは175/65R14で、ぼくの1.2Lスポーツは1.4Lやラウンジと同じ185/55R15。ホイールサイズが1インチ大きい設定になっている。
(よりパワーのあるアバルト500にいたっては16や17インチも設定されている!)
接地面積を大きくしてグリップを逞しくし、スポーティーな運転をしても滑らないようにと考えられているのかも知れない。しかしタイヤは大きくなると高い。ゴム代が増すのか技術的なものがあるのかよくわからないが、18インチとかのタイヤの値段を見ると気分が萎えるほど高い。そんなタイヤの車を買おうとは未来永劫思わない。それに扁平率の高いペラペラの恵方巻きみたいなタイヤは好かない。多少厚みがあった方がカッコいいと思う。映画
「バニシングポイント」とかカッコよかったもんな。
「Days of Thunder」はちゃんと映画館で観たくらいだしな。あのへんのクルマと500はジャンルが違うけどね。
そんなこんなでぼくはスタッドレスタイヤ装着にあたって、ノーマルよりホイールを1サイズ下げて経済的にやさしい14インチのフィアット500の基本サイズを購入したのだった。
最初はヤフオクでノーマルの鉄ッチンホイールを入手しようと思っていたが、案外みんなケチなのか安く出てなかったので新品アルミにした。それになんか歪みがあったらイヤだし。
ホイール交換をする時にわざわざインチダウンする人が少ないせいでか、一応OZという有名メーカープロデュースのMSRアルミホイールでも格安だった。日本車のアルミホイールみたいに仰天価格とまではいかないけど。
タイヤ込みの重さを量ったらノーマルホイール+ヨコハマエコタイヤで15kg、MSRアルミホイール+ブリジストンスタッドレスタイヤで13kg。ちょっきり2kg×4本の軽量化になった。これすごい。ちょっとびっくりした。
ついでに外周を測ったら、ヨコハマは184.5cmで、ブリジストンスタッドレスは187cmあった。2.5センチスタッドレスの方が長い。これ距離計とかどうなるんだろう???
ちょっと悪モンみたいな見映えになった。
走ってみると軽やか。サスの動きがどうとかいうのはよくわからないけど軽やか。スタッドレスでちょっとヌルヌルした感覚はあるけど、その分コーナーで後ろが出る感じがあって曲がりやすい気がする。
先日、ちょいと湯河原温泉から大観山に抜ける椿ラインを遊んでみた。タイヤが減ると思っておとなしく走ったけど、やっぱりかろやかで楽しい。なんだかこっちのほうが合ってるんじゃないのかなぁ〜タイヤサイズ。
などなど、まあ見た感じ悪びれてるけど大満足。
某所で購入したセンターキャップが届き、それを装着すればちょっとはかわいくなるだろう。