10月の25日だったか渋谷へ行った。チョー久しぶり。
その前に。
PhotoShopで編集した画像に日本語でタイトルをつけて保存しようとしても英語しか打てなくなっていた!なんでや!(ノ#`Д´)ノ。使用言語の所をアメリカマークにしてからPhotoShopを立ち上げないと、文字化けしてショートカットが使えない!なんかおかしいmac os10.9.5!
渋谷はぼくの庭だったがどんどん姿を変えている。都市とはこんなふうに変わっていくものなのだな。下北沢など道が一本入るだけで、どこがどうだったかさっぱりわからなくなる。恋文横丁の裏の隅まで知っていた渋谷のことも何もわからなくなるのだろう。
かつて怪物が闊歩していた街が、渋谷系と呼ばれて舗装前の砂利のように均されてからどんどん薄味になり、今ではマーケティングに泳ぐ人が道行くばかりのように目に映る。傍目なのでそう見えるだけなのか?
青山のビリケンギャラリーで横溝正史をテーマにしたグループ展を観た。
映画はよく見たけれども、横溝は一冊も読んでないことに気かついてびっくりした。江戸川乱歩はものすごく読んだのに!なんでなのかな?自問自答。わからない。
ビリケンギャラリーで知人をひとり拾って話をしながら恵比寿の画廊へ歩いた。
まりのるうにい展。素晴らしかった。この頃、タルホの評論とかにまったく興味が無く、タルホばかりじゃなく好きな人について語られたあれこれにまったく興味がわかない。彼らの作品以外の「彼ら」に触れるのがすごくイヤだったのだが、まりのるうにい、そういうのを吹き飛ばした。作品てやっぱりえらい。作品を作る人ってすばらしいな。
店番がとても印象的な娘で、同行の少女好きの知人(女性)はよく知っているようで話したりしていた。ぼくもどこかで見た感じがした。多分、エコール・ド・シモンの展覧会で見かけたのだろうという話だった。
ついでに隣の沢渡朔写真展「アリス」を観た。
ぼくが東京へ出てきた時に世話になったのが恵比寿駅から徒歩数分、住所で云えば広尾になる友人の六畳間で、その友人は六本木スタジオでスタジオマンをやっていた。高校の先生が沢渡朔を知っていてカメラマン志望だった彼を紹介してつかってもらっていた。
そんな彼なので「少女アリス」写真集も持っていて、ぼくもかなり衝撃を受けながら見せてもらった。その恵比寿でプリントを観られたのはなにか感慨深いものがあった。
アリスの写真は、ほとんどすべてが奇跡の一瞬をとらえた唯一無二の美しい世界だった。
目が廻る目が廻る、、、、
知人は呑み会があるというのでまたビリケンギャラリーに引き返していった。ぼくはそのまま帰途についたが、湘南新宿ライン、来る時は横浜で20分ぐらい「線路になにやら」で待機され、帰りは運休状態になっていた。通う人は大変だな。
家に帰ってから、神田で横川タダヒコのライブがあったことを知りがっくり。
ああ観たかった。