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6時前起床。いきなり旅モード?朝風呂。バイキング朝食。食べきれる量を軽くお皿にとるが、なんだかお肉系をよそえない。納豆と野菜と鮭、トマト、ポテトサラダなど。周りの家族連れの子供たちはこういう時すごく張り切る。 高校生の三人男子は最後にヨーグルトを食べて変な顔をしている。慣れないのだろう? 9時頃出発。 荷物がバイクの振動で揺するたびにゴンゴン前に出てきておケツの領土を圧迫するので、ゴムの取り付けを変えてみた。走り始めその効果は絶大で快適なライディング。海沿いの九十九里有料道路200円。 大網白里の海。暑い。眩しい海。弓なりの砂浜が延々続いている。駐車場の係りに津波のことを尋ねたら「ここの人間じゃネエもんで」でよくわからなかったが、とにかく駐車場は全部水に浸ったらしい。 それから県道30号線、九十九里ビーチラインを走る。対向二車線の道にずぅっと垣根が続く。良い田舎風景。ぼくがよいなどと言うとたいがい不便で、置き忘れた荷物がひと月経ってもそのままだったりするような土地に思うかも知れないが、その通り。車の通りはまあまああるけれども渋滞はない。時々鈍い工事のトラックにつまるが、「信号のたびに前に出てパスする」を繰り返す。 ちょくちょく道を折れて海に出てみる。蓮沼海岸。好い感じにさびれている。九十九里は広いな。まだまだ続く。あっちょんぶりけだ。暑いし広い。 女の子たちが数人手を繋いで海に入っていく。なんだか楽しそうにも見えるが、心中風景にも見えて微妙に気持ちになった。波打ち際で監視していたライフガードがそれ以上は行くとまずいと思ったのか旗を猛烈に振り始めたが、彼女たちは気がつかぬようだった。 帰り際に浜辺から少し離れた小屋に座っていたライフガードに話を聞いたがやはり「この辺の者ではない」という。男だと思ってたら真っ黒けに日に焼けた女子だった。だけども聴いた話では「津波は松林を超えて行った。向こうの旅館まで届いた。」と教えてくれた。そのせいで防風林は密度が半分くらいになってしまったらしい。 えんえんと走って九十九里の終点が飯岡。海岸線がクルッとなったところに防波堤があって、好い釣り場になっている。みんな柵を横周りして立ち入り禁止の方へ歩いていく。 そこから崖になって海岸に押し寄せている高台に登り飯岡灯台。昔の小学校にあった焼却炉ぐらいの大きさの灯台。そこに感謝の言葉と共に募金箱が置いてあった。ここもかなり津波の被害を受けているのだ。 飯岡から崖が続き屏風ヶ浦と呼ばれている。向こうの端は海水浴場になっていて、屏風ヶ浦の崖を守るため?自然観察するため?なんの意味かわからないが延々崖に沿って歩道を造っている。日本ではいろんな商売で生きていける。 しかしその歩道が一辺60~80cmくらいの三角や四角のおおきな岩の石垣でできている。この岩はどこで砕いて持ってきているんだろう?人知れず消えていく山の行方が心配になる。 長崎鼻。地図を観ると有名な犬吠崎よりこっちのほうが先ッちょっぽいのでこちらに寄る。特に半島の先を象徴するように突き出た感じはないけれどもシンプルで美しい灯台。歩いてみると変わった穴だらけの岩が波に洗われている。こんなに美しい磯があったら毎日魚獲りに遊ぶだろう。そして道路からは陰になって見えないような所に、実にマイナーな感じのエロ本が置いてあって好い感じに鄙びていた。 犬吠埼には寄らず銚子へ。これでようやく房総半島とお別れ。まるまる1日半かかった。鹿島灘を北上することになるが、銚子など遊びに来ようと思えば東京から余裕で日帰りできる。無駄にでかい房総半島。その無駄っぽい部分にいろいろと忘れたように好いものが残されている。 日本じゅうを走り回ってるようなことを言っているが、茨城と佐賀だけは高速道路から下りたことがない。下道で茨城を走るのははじめて。とかいいつつ銚子港の大きな端を渡って下りた港の海鮮屋でおまかせ定食。ここでも「磯牡蠣」。大変おいしゅうございました。 鹿島神宮に寄りたかったが、あまりに暑くてパス。 銚子から国道。ぶっとい道。いつのまにか工業地帯に迷い込んでしまって袋小路。むっちゃくちゃ暑い。片側三車線、大型のトレーラーの隙間を走る。田舎のダンプは排ガス規制が甘いので非常に臭い。くらくら。 iPhoneナビゲータのおかげでようやく工業地帯を抜け出て神栖市。平坦な地の利を生かして?かどうかスポーツ用のグランドがいくつも整備されているようで、そういった施設の看板や合宿中の青少年多し。離れてしまった海岸線に戻ると風力発電が並んでいた。 逃げようのない炎天下。松林の端の展望台に上ってみた。もうこうしてたびたびバイクを停めてアレコレ見聞するのが非常にめんどくさい。とにかく暑い。 あとから近所のおじいさんが「はじめて上がった」とか言いながら上ってきて激怒していた。瓦礫拡散の問題や拝金主義の政治家に対する怒りをほぼぶちまけられた。暑いのによけい暑苦しい。津波のことを聴くとこの辺りは大丈夫だったらしい。「(昭和の津波でやられた)昔の人の知恵で松を植えた。どんどん植えて松が風を遮るようになるとそこに砂が堆積し砂丘となった。砂丘が波を防いでくれた」のだというようなことを話してくれた。続いて「ドコドコではわざわざ車で見に行った夫婦が死んだ」と憤慨しはじめたので、「ちょっと海を観てくる」と別れた。別れ際にその展望台に備え付けられたネームプレートが錆びて読みにくくなっていることにクレームをつけていた。 あっちの風車は水中に立っているから是非見に行けと言ってくれたが、海から眺めてよしにしておいた。 青くて分厚い波。近づいたら噛みつかれ呑みこまれてしまいそう。荒れ果て焼けたゴミだらけの砂浜を野良犬のように歩く。ビーチボールのサッカーボールを蹴るが風で押し戻されて海に飛んでいかない。 再び国道。渋滞だらけ。ずっと16号線のような量販店の風景。くだらない町。バイパスからかつて北海道行きのフェリーに乗った大洗港が遠くに見えた。バイパスは海の中に太い柱を立てて通している。海岸近くに建つ高い建物の軒先をかすめるようだ。まるで中国のような人権を無視した感じ? 街を過ぎた辺りのコンビニでガリガリ君「梨味」2本連続で食す。それからいろは水「リンゴ味」。この甘みが後々まで口に残って気分悪し。 昨日、千葉の雨宿りのPAで貰った房総半島の地図の範囲を出てからどこを走っているのかよくわからない。ツーリングマップは東北しか持って来なかったので福島に入るまでまるで不案内。なんとかiPhoneで走っていた。 東海村あたりから急に原子力関連の施設が増え始めた。ほとんどが「○○研究所」。原子力は未だにそんなに研究し続けないとあかんものなのか?もう過去のエネルギーなのに?どんだけの人間が核関連の仕事で給料を貰っているんだろう?それにみんな働いているんだろうか?車が施設から出てまた別の施設へ入っていく。ただ冷房の効いた研究室でエロサイトをネットサーフィンしてるだけなんじゃないか?とかとか、あれこれ考え『臨界事故』以来東海名産の干し芋を食べていない自分が誇らしく思えた。 施設にはたいてい緑が多く植えられ道路も森の中を走るような感じだった。 日没が近づくので先を急ぐ。日立市、面白みのない風景。 川の中州の森に鵜が群れている。 ようやく茨城県を越え、福島県勿来(なこそ)。暗くなり海岸の空き地でキャンプしようと思うが、防波堤まで波が押し寄せているうえにどこも住宅地。なこそ温泉という大きなビルの宿に行ってみると「この辺から復興の工事に行くから、旅館もどこもかしこも満員ですよ」と言われた。 ((((;゚Д゚))) 津波のことを聴いてみるとわりあい高台に建っているが「この駐車場まで波が来て、あっちの線路、低くなってるでしょ、あそこに流れていきました。」とのことだった。 ツーリングマップにまたもや国民宿舎のマークを見つけたので行ってみたら宿泊オーケーだった。というか他に一人くらいしか泊まっていない。(駐車場に栃木ナンバーが泊まっていたからそう思う)こわい〜〜。 蓮沼 大洗
by magari_tumuzi
| 2012-09-02 10:26
| 2012夏.東北太平洋行SR
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