昨日の話。昨日アップしようとしたらカメラのバッテリーが切れていて写真を取り出せなかったので今日になった。読んでくれてる皆さんお待たせ。とかとか、いかにも誰かがブログの更新を待ちわびているような書き始めをするのもさびしいものがある。
ともかく昨日は颱風一過だった。おとといのテレビの天気予報では梅雨時は「颱風が去っても雨が続く」とか暗いことを言っていたのでピカッと晴れた日差しがうれしかった。
外に出ると気持ちのいいキャンプ場の夏の朝のような清々しい空気。クルマの上に降った千切れた緑の若葉を水で洗い流した。
ついでに海にはいい波が来ているか?と、とぼとぼ浜に出てみたらトラックが来ていた。車輪が概ね埋もれている。津波の時にはもっと異常な光景が多く見られただろう。これ一台でもちょっとぼくにはシュールな感じがする。どこから浜辺に入ったかわからないのだ。
浜辺に出るためには道路下を潜らなければならない。どこのガードも1枚目の写真のように天井はそんなに高くない。妻に報告してしきりと不思議がっていたら
「どこか入れるところがあるの!」と、ひと言で片づけた。すごい。
それからあんまり暑いのでボーボーの髪が鬱陶しくなり床屋へ駆け込んだ。
建築中の海の家も被害を受けていた。屋根はともかくそうだけれども、基礎に打ってあった砂が高波にさらわれてしまってガタガタになっているところが何軒もあった。平らにならした砂浜にコンテナのような箱を並べて作る「リトルタイランド」なども、砂地の地盤が凸凹で傾いたり、コンテナ自体がもうあっち向いたり傾いでいたり大変な有様だった。地盤からやり直さないとダメだろう。
去年も楽しんだタイ料理の海の家、楽しみだ。なんとか頑張って復帰して欲しい。
毎年六月になるとどこか他所の砂を持ってきて浜辺を盛り上げて基礎を作るのだが、ひと晩で持ってかれちゃった。盛り上げること自体に(憎たらしい砂防ダムとかの)問題はあるのだが、しかし持ってかれちゃうとなんだかショックだな。あれは税金なのか、各々海の家の投資なのか、なにで盛り上げてるのだろう?
波を見に行ったのだが、海の家の荒れ具合を目にしてちょっとショックだった。出勤してきた大工さんたちがいっせいに働き出した。折れた材木を外したり、流された用材を集めたり大変そうだった。
頑張れ大工さん。