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うちのラジヲくん、月曜の朝跳んで走ってッッた!
午後から横浜中華街に行くため午前中なのに仕事を始めようとしたところだった。妻がラジくんを外に連れ出したところまで知っている。しばらくして慌てて帰って来てラジくんどっか行っちゃった。とかでビックリして探しに行った。 車置き場のあたりで(ラジくんの)知らないおばさんが向かって歩いて来たので、びっくりして急に走り出して逃げたらしい。それで下のQさんの庭の隅っこにいるところまで追いかけたが、ひとりでは捕まえられないと思い、ぼくを呼びに来たという。 しばらくQさんちの庭を探し、さらに隣のTさんの庭にも入れさせてもらって(ここはもう薮!バキバキボキボキ薄やらなにやらを足蹴に踏みつけて歩いた)探した。おばさんも気を遣って来てくれたが、知らない人の声がすると余計に出てこないのではないかと思い帰ってもらった。 けれど猫の気配はどこにもない。しばらく探してまったく逆方向とかもっと奥の路地へ範囲を広げた。 ラジくんは小さく鳴く時は声が出ないので心配だった。もう少し外に出る訓練をしておけばよかったとも思った。家猫のくせに興奮して慌てて跳んで逃げて、地理も知らず崖で行き止まりばかりのこの辺りで自分で帰ってこられるわけがない。車はほとんど来ないので轢かれる心配はまずないけれど、此れから冬だし、ご飯も寝ぐらもない猫のことを思うと不憫になった。 ポリープも切除できて、此れから幸せにぬくぬく生きるだけだと言っていたのに。 少し休んでは見回り。中華街行きも断念。何度も茂みの中をかき分けた。あっちこっちの坂や崖を上り下り。ついでに隣のガレージでシマ猫がゴロゴロしているのを見かけた。その後家に戻っていると猫のけんかの声がする。飛び出て声の方へ駆け出した。Kさん宅の庭っぽい。片方はラジくんのだみ声。 Kさんの庭は尾根にぐるりと囲まれてすり鉢状になっている。上の方はとにかく急な勾配なので、この庭に落ちたら子猫では脱出できないだろう。Kさんが帰ってくるのを待って庭に入れてもらった。探しまくったがいない。日暮れ前に行って再び探したが気配がない。泣ける。 日が暮れてどこからか鳴き声。だみ声。ラジくんの声。飛び出て見回すがそんなんわかるわけがない。懐中電灯で照らしても無理。Qさん宅横の道路から声の方を探ってみるけどやっぱり見つからない。帰る。また鳴き声。また飛び出る。そんなことを12時ぐらいまで繰り返す。ヘトヘト。そしてその後声も途絶え眠ってしまった。 翌朝、東雲の頃から耳を澄ます。虫や鳥の声ばかり。妻が明け方外に出てしばらくして戻って来た。やっぱりKさん宅の方から声がしたという。七時半頃まで待ってKさん宅へ行くとちょうど出勤するところだった。親切に庭を自由に見てていいと言い、出る時のガレージの戸の締め方など教えていただいている時に小さく鳴き声が聞こえた。 Kさん宅ではあるけれど、Tさん宅の方でもある。K宅からT宅の敷地に上がるには2メートルほどのぬかるんだ段差を登らなければならない。一カ所だけ登れそうな場所がありほぼ垂直だけれども猫の足跡が認められる。ラジくんか?それともシマ猫?生まれてやっと一年ぐらいのラジくんにこの崖が登れるだろうか?登れたとしてどっちへ行ったらいいかわかるわけがない。 二手に分かれてぼくは崖の上のT家の庭の茂みを捜索。祠の辺りの草をわけて先ほどの猫の足跡のついたけもの道の続きを探した。細い細い本当に猫一匹、アライグマ一匹がようやく辿れそうな細い尾根の道を見つけた。覗き込むと細かい枝のトンネルのようになっている。 最後はここを薮漕ぎしなきゃなんないのかな〜?と思いながら尾根の続くずっと上の方を見やっていると猫の後ろ足がリクドウの墓のある、うちの家の崖に降りて行くのが見えたような気がした。 携帯で下のK宅を探していた妻に連絡して、家に戻って崖を見るように伝えた。妻が家に入るのを見たがちっとも崖に降りて行く気配がないので変だな、何をしているんだ?と思ってイライラしていたら電話で「ラジくん帰って来た」と言われて、ぼくも薮を出て家に帰った。 ラジくんはヤブカリンスキー将軍の使う脚立を登って自宅の二階ベランダについて、サッシの前で待っていたらしい。右往左往してオロオロし通しだった自分が恥ずかしい。 猫ってすっげえな。通ったこともない道を帰ってくる。 ドキドキした刺激的な一日だったんだろう。ラジくんはまた外に出る隙をいつでもうかがっている。だんだん外に行く練習をしなくちゃね。目を離すようなところにはいかせないつもりだけど。 帰って来たラジくんは、やっぱりどことなく大人びた感じの目つきになっていたのだった。 リクドウの墓を見下ろす窓でえばるラジくん
by magari_tumuzi
| 2011-10-28 23:53
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Comments(4)
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TL170
at 2011-10-29 23:07
x
無事でなによりでした。それにしても、この水彩風イラストは力作?ですね。
0
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magari_tumuzi at 2011-10-30 09:56
tumuziさん、お疲れさま。
失踪したまま見つからないのかと不安で、ドキドキしながら読みました。 孫に見せようとしてクルマに乗せて行った飼い猫がパニックを起こして、 逃げ出したまま行方不明になったという話を聞いたことがあるから。 自力で帰って来るとは賢いネコですね。 つむじ宅周辺のイラストは写真よりも、ずっと分かり易い。 ラジくんの水彩画も描いて欲しいな^^;
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magari_tumuzi at 2011-10-31 10:26
sknysさん、おはようございます。
猫のパニックは恐いです。 しっかり抱いていてもそれくらいじゃ逃げるのを押さえられません。それに行方不明の猫は胸の中にぽっかり穴を開けてしまうからとてもつらいです。 猫の絵を描く気持ちはずっとあって、 まずリッキーとアキツケを描く予定です そのうちラジくんの絵も描いてみましょう。
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