それは五月半ばのこと。
名古屋から奈良への道すがら。名阪国道を天理の手前で下りて柳生あたりの田舎道をノロノロ走っていました。田舎の道。
以前通ったときには「道場」のあるあたりになにやら武士道を志す外国人の集団を見たりもいたしました。柳生心影流なのでしょうか背筋がスッと伸びて只者でない気配の数人の男。隠密剣士でしょうか?ただの観光かも知れませんが、柳生などにいるとついそう見えてしまうものです。
その鄙びた道をうろうろしていたら集合の連絡が入ったので、喜んで奈良公園へ向かった。若草山の裏に繋がるワインディングを軽快に走っていると突然車線の両側に見たことのないジグザグの白線。
????なにこれ???
とりあえずブレーキ、、
思うまもなくジャ〜〜〜ンプ!デッデ〜〜〜ン!がっしゃーー!!!
えっえ〜?!(゚Д゚;)
思いっきり車の顎を打ち付けましたガナ。洗濯板みたいに路面がこんな形→「〜〜〜〜」。あんなん作っていいの?道路に?確認したらアンダーカバーというエンジンの下にあるパレットのようなのが垂れ下がっている。1500kgぐらいの物体が空を飛ぶってスゴイよ〜。重さとどうにもならない勢い。サスペンションが沈んで吸収しきれなくてゴウって浮く、投げられた砲丸のよう。一瞬だけど。恐いよぉ〜。おっかないですよ〜〜。
アルファロメオ156は暖かくなると持病で垂れ下がってくるといわれている部品だが、いくつかネジ部分がもげている。車壊れた。これって弁償してもらえないのか?車が壊れたんだよ。
というのを直しに行きたい今日この頃。未だに引きずっている気持ちも部品も。