お正月は寝て過ごした。一度だけ海を歩いた。
三が日は混み合うので、地元の五所神社にだけお詣りに行った。
先だっての竜巻の傷跡がそのままになっていた。日本にも竜巻が当たり前になるなんて思いもしなかった。竜巻は「風のフジ丸」の忍法木の葉隠れの術と、冬休みの校庭を走るつむじ風ぐらいのものと思っていた。
昨日ようやく八幡宮にお詣りし、熊手を納めて破魔矢をいただいてきた。
去年倒れた一本の大銀杏の跡から、もう何百本という小さいのが萌え出ていて目が廻るようだった。一本の大銀杏というのは、もしもそのままでいたとしてもあれはただの一本でいながらにして何千本もの植物の集合体だったのかもな〜などと分けのわからないことを思ったり。人はひとりでひとりなのか知らン?