箱根行きでバイクに乗って、しげしげと、しげしげと見なくても一目瞭然なんだけど、スポークが。スポークが。スポークが赤く錆びて、まるで強酸性の温泉地の側溝の鉄の蓋みたいに、崩れ落ちてしまいそう。
走ってる途中にタイヤが外れてコロロロロなんてことにならないように錆止めしなくちゃ。
N氏から効能を聞いたのでさっそく買ってきた錆転換剤というのか溶剤的なもの。赤さびに白いネトネトを塗るとアララ不思議、あっという間に黒くなって皮膜が形成される。
前から知っていたけれども高いのでちょっと敬遠していました。
錆に塗って皮膜を形成するいう謳い文句のピカールやらマザースやら高いくせに皮膜なんぞ出来やしない。まあまあ効果のあったのが錆取り錆の介?だったかなんか安いやつ。
あっという間に元通り錆さびになるアルミパーツの現状を見ていると、自分の環境では効果が実感できないからあきらめていた。
一応、金属ブラシで軽く錆を落としてさびとり剤を塗るとみるみるうちに黒くなる。なんだか大昔のぶとくて重い八百屋の自転車を思い出すが、アレはスポークが黒くなかったっけ?ありゃあ、八百屋のおっちゃんが勝手にペンキを塗ったりしてたんかなあ?まあ八百屋的なカスタムだと思えばいいか?
もとはといえば、錆を取ろうとして紙ヤスリやブラシでゴシゴシやり過ぎて、スポークの「メッキ」を剥がしてしまったのが悪かったのだ。まさか「メッキ」がしてあるとは思いもしなかったので、ゴシゴシやってもうたんや(T.T)。
メッキがなければこれ幸いに錆の天下とばかり、錆びるわ錆びるわ毎週磨いても追いつかない。みなさんスポーク磨きはほどほどに。
さて、この溶剤の効果はいかほどに。