出掛けに隣の人と話した。ウエットスーツで帰って来た所で、水をジャバジャバ浴びて塩を洗っていた。今日は良い波だったらしい。
いつになく波乗りに人が多く出ていた。遠くから波が巻いていて楽しそうだった。そんな海辺を歩いてから東京に向かった。
それからガシャガシャ動くこんなものを覗いてみた。実演コーナーでは自分でも引っ張ってみた。徹底的に腐らない物質で出来たヤンセンの有機体。一時期は木材や釘なども使っちゃったそうだけれども、最近はビニール素材に落ち着いている。関節というのは緩いので動く。「ガタ」をどれくらいに設定するか、「ガタ」がどれくらいに落ち着くか?というのが、こういう動体のキモなんだろう。老いた動物のように時々考え込むところが面白かった。
それから、清澄橋のシュウゴ・ギャラリー。藤本由紀夫展最終日。でかい倉庫の周りを一周廻らさせられてようやく入り口を見つけて倉庫用の大きくて鈍いエレベーターで五階へ。と思ったけれどボタンが故障?で七階、別のギャラリーに降りたらマーク・ライデン展。
見た感じの絵だと思ったら、先日知人の人形を買った人の絵だった。う〜むむむ、面白いー。
カメラ、藤本作品にはピントが合わなかった。どうもどのレンズを使っても少しだけ奥にピントがずれるようだ。要調整。
といいつつテーマは「遠/近」だったかな。ぼやけた連続した形が文字に見えたり近くなったり遠くなったり。
オルゴールを巻いて、ゴミ箱の回転ふたの上に乗せて置く。するとピンロン♪ピンロン♪奏でながら動いていって突然ゴッシャンとゴミ箱の底に落っこちる。突然のありふれた現実感に驚いてしまう。なんだこれ?変なことさせる作家の考えって何?む〜〜むむむ〜。
などなど。帰りも歩いた。疲れて爆睡した。